2019年11月27日(水)

ワインを楽しむ第一歩!自分好みの「ブドウ品種」を知る

ワインを楽しむ第一歩!自分好みの「品種」を知る

こんにちは!吉田すだちです。

ワインの世界に足をふみいれると、ブドウ品種の多さにおどろきます。地球上で栽培されているブドウは、なんと約1万種…!

このうち、ワインになるブドウは、どのくらいあると思いますか?世界的に有名なワイン評論家、ジャンシス・ロビンソンさんによると「ワイン用ブドウ品種は約800種ある」のだとか(諸説あり)。

余談ですが、WOWOWで放送されているイギリスのテレビ番組「The Wine Show」をご存知でしょうか。わたし、この番組が大好きで必ず録画しているのですが、これにジャンシス・ロビンソンさんが登場するんですよ。とっても上品で凛とした女性です。あこがれる〜!

閑話休題。1万種中の800種、割合的には8%にすぎないものの、800ってビックリな数ですよね。極めようと思っても気がとおくなって、心がおれそうです。

でも大丈夫、「極める」ことと「楽しむ」ことはまったく別モノ…!!ワインを楽しむのに800種類ものブドウ品種を覚える必要なんてなし。もっとサバサバした態度で大雑把に品種と向きあえばいいんだと、わたしは思う。つまり…

まずは自分好みの2品種をきめる

これ!まずはこれをやってみるだけで、世界がぐっと広がる。2種類というのは、赤ワイン1、白ワイン1、の計2種類ということです。

「レストランやワインショップにはたくさんのワインがラインナップされているのに、2種類だけだと楽しめないんじゃ…?」と思ったあなた、なんのためにソムリエがいると思ってるんですかー!

「好みのワインはカベルネ・ソーヴィニヨンです。別の品種にもチャレンジしてみたいのですが、自分の好みにあうオススメはありませんか?」と言えば、ちゃんとリストアップしてくれるのがプロってもの。お店ではソムリエに甘えまくりましょう。

大事なことなのでもう一回言うと…ワインを楽しむわれわれが最低限やるべきことは、好みの品種をふたつ決めておくこと!それをもって、ソムリエに甘えること。

自分好みのさぐり方

さて、そうとわかったらさっそく、好みのタイプを見つけるべし。お金と時間に余裕があるなら、レストランやショップのワインを片っ端から飲んでいけばOK!…だけど、なかなかそうはいきませんよね。なので、すだち流「好みの品種の見つけ方」をご紹介します。

ステップ1:頭で理解してみる

まずは品種ごとの特徴をしるところから。…といっても、「この品種はこういう味わいでこういう香りで…」と説明されても、なかなか頭にはいってきません。そこでオススメなのがこの本。

『図解 ワイン一年生』著:小久保尊、イラスト:山田コロ、サンクチュアリ出版

ワイン一年生

こちら、ブドウ品種をそれぞれ性格の異なるキャラクターとして描きつつ、特徴を漫画で伝えてくれるというとっっってもわかりやすい本です。例えば「メルロー」なら「おっとりまったりお姉さま」、「ピノ・ノワール」なら「人を寄せつけない気品と美しさをもつお嬢さま」などなど…。わたしはワインにはまりだしたころ、この本をよんでブドウ品種のイメージをふくらませていました。

細かいところは覚える必要なし。ただ、どのブドウがどういう性格(=特徴)なのか、イメージをつかむことがだいじ。ワインのひきだしがゼロの状態で飲むよりも、ある程度イメージを持って飲んだほうが、なんとなく味わいの理解度もあがるんですよね。それがワインの不思議なところ。

最近、この本以外にも、品種をキャラクターにみたてたワイン本が出版されています。ぜひ、ピンときたやつを手にとってみてください。

繰り返しますが、800種類も覚える必要はいっさいなし!日本で日常的にゲットできる品種はある程度きまっているので、メジャーどころをおさえておけば問題ありません。↑の本だと、34品種紹介されていました。これでも多いくらい。

ステップ2:品種の飲み比べをしてみる

メジャー品種のイメージがふくらんだら、実際に飲んでみましょう。ポイントは、「今日は赤ワインを試そう」と決めたら、赤ワインを複数品種、一度に飲み比べてみること。

「一度に複数品種飲むなんて、お金がかかるし飲みきれないし、たいへんなんじゃ…?」と思うじゃないですか。そんな方にオススメなのが、「コノスル」というチリワイン。コノスルはワイナリーの名前です。

こちらの「BICICLETA(ビシクレタ)」シリーズ、「ヴァラエタル」といって単一品種で造られるワインがラインナップされています。つまり、品種ごとの特徴を探るのにうってつけなんです。しかも、10本セット7,000円前後(1本あたり700円くらい)で販売さているのでとにかくお得!一度に複数のボトルを一気にあけても、罪悪感がありません(笑)そしてね、けっこう美味しいんだな、これが。

ビシクレタシリーズで飲むことができる品種は…

<赤ワイン>
● カベルネ・ソーヴィニヨン
● メルロー
● カルメネール
● シラー
● ピノ・ノワール

<白ワイン>
● シャルドネ
● ソーヴィニヨン・ブラン
● ヴィオニエ
● リースリング
● ゲヴェルツトラミネール

10本全部ばらばらの品種を詰めあわせで届けてくれるショップもあれば、好きな品種を好きな本数指定することができるショップもあります。まれにマルベックを選べるショップもあるようです。「コノスル 10本セット」で検索するとたくさん見つかるので、おためしあれ。

↓こちらの写真は赤ワイン品種「カルメネール」のもの。自転車のイラストがトレードマークです。

カルメネール

スクリューキャップなので、一度に飲みきれなくても大丈夫。開栓後、冷蔵庫で1〜2週間は保存できる(味わいが変わらない)ので、ためらわずに一気あけしちゃってください!

目標は、赤ワイン1、白ワイン1、の計2種類の推しをきめること

複数の品種を飲み比べしてみると、いろいろな気づきが得られます。「赤といえばフルボディでしょう」という考えの人が、意外とピノ・ノワールにひかれたり、白ワイン苦手〜という人が、品種によってはどハマりしてしまったり…。

本を読んでイメージが膨らんだ状態だと、なおさら味わいセンサーが研ぎすまされていることと思います(わたしがそうだったので…)。過去の経験や先入観にとらわれず、ピュアな心でワインを堪能してみてほしい…!そして、推しを2種、決めてしまいましょう。

最後に…

上にあげたやり方は一例ですが、比較的リーズナブルにさくっとワインの世界をのぞき見できるやり方だと思うので、ぜひ試してみてください。

「好きな品種が決まっている」というだけで、もうあなたはワインを楽しむ準備万端です。ショップで好みのワインを自分の目で選ぶこともできるし、レストランのオススメグラスワインが自分の好みにあうかどうか判断することだってできちゃいます。

また、ちょっと自信がないなぁ…という場合は、ソムリエにどんどん頼ればいい!とわたしは思ってる。推しが決まっているというのは、ソムリエとの共通言語を手にいれた!ということでもあるのだからね。

 


吉田すだち ワインを愛するイラストレーター

都内在住の、ワインを愛するイラストレーター。日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート。ワインが主役のイラストをSNSで発信中!趣味は都内の美味しいワイン&料理の探索(オススメワイン、レストラン情報募集中)。2匹の愛する猫たちに囲まれながら、猫アレルギーが発覚!?鼻づまりと格闘しつつ、美味しいワインに舌鼓を打つ毎日をおくっている。
【HP】https://yoshidasudachi.com/
【instagram】https://www.instagram.com/yoshidasudachi/

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