2019年12月04日(水)

六本木の親子ソムリエールに聞いてみた!「ソムリエールは知っている」Vol.5

ワインショップやレストランで、私たちのワイン選びをサポートしてくれる、華麗なソムリエールたち。
彼女たちはどのようにしてワインに惹かれ、なぜソムリエールになったのか?そして、ソムリエールである彼女たちならではの「秘密のマリアージュ」や、ワインBYOに対する彼女たちの思いとは…
このコラムは、普段はなかなか見ることのできないソムリエールの素顔とその心の内に迫る、突撃インタビュー企画である。

親子ソムリエールのお二人が登場!

本企画の第一弾でご紹介した「ワインショップ ソムリエ」に、再びソムリエールさんのご紹介をお願いしたところ、「いいですよ」とすぐにご快諾して頂き、指定された日時にいざ訪問。

早速お伺いしたところ、素敵な女性お二人でお出迎えいただきました。どういったお二方なのかなと考えていたところ、「実は私たち、親子なんです!」と笑顔で話し始めてくださいました。今回は六本木にあるショップソムリエの親子ソムリエール、”トミヨさん(母)”と”ハルカさん(娘)”のお二人にインタビュー。初の親子共演にこちらもテンションマックスです。

お二人はなぜ親子でソムリエールに…?

トミヨハルカ
左から ハルカさん(娘)とトミヨさん(母)

パティシエの専門学校をご卒業されたハルカさん。その後は飲食業界に進まれ、キッチンからホールまで幅広くご経験されました。その過程で「ワインとお料理のマリアージュ」の楽しさに惹かれ、ワインを本格的に勉強すべくワインスクールへ通う事に。その時にお母様のトミヨさんも「一緒に行こう!」ということになったのがきっかけだそう。なんて素敵な親子なんでしょう。

トミヨさんは、実はあまりお酒が強くないそうで、スクールに行くまでワインもそこまでは興味がなかったそうです。そしてそのままソムリエ試験も目指そうという事になり、親子お二人でいろいろなレストランにてワインの勉強をしに出かけ、見事お二人で合格されました。その時も、わからないワインが双方共に一緒という親子シンクロぶりが発揮されて面白かったご経験もあったそうです(笑。

その後ハルカさんが先にショップソムリエで勤務される事になり、「お母さんの資格がもったいないよ!」と誘われる形で、トミヨさんも同じお店でご勤務されることに。

トミヨさんのマリアージュは「鉄板」だった!

今回も本企画恒例の「ソムリエールだけが知っている秘密のマリアージュ」について聞いてみました。

ラブレットとモンドール
トミヨさんオススメマリアージュ「ラブレット × モンドール」

まずはトミヨさんが口火を切った。「私じつはあまりチーズが好きじゃなかったんです」と驚きの告白から始まった。お店にあるチリの赤ワイン「ラブレッド」×ウォッシュタイプのチーズ「モンドール」の組み合わせを口にした瞬間、「美味しい!これなら私も食べられる!」と感動。それ以降、トミヨさんにとってこの組み合わせは何者にも変えがたいマリアージュになりました。

料理人ハルカさんならではのおすすめマリアージュ

お料理好きなハルカさんはおうちで調理できるマリアージュを教えてくれた。「豚の肩ロース」×「カヴァ」の組み合わせ。

脂身の強い肩ロースの塊はじっくりオーブンで焼き、香ばしい焼き色をしっかりと付けて。泡(カヴァ)で流して、すっきりと飲み込むのが最高だそうです。出た、必殺の泡で流す攻撃!笑。

続いてのおすすめマリアージュは、「アンパン」×「リーズナブルなデイリー赤ワイン」の組み合わせ!香ばしさやバターの感じが、カベソーなどの果実味やタンニンとの相性抜群とのこと。固定概念にとらわれず、ワインがいろいろな楽しみ方ができることを語ってくれました。


シェリー酒に近い、熟成した独特の風味を感じる、スペインの白ワイン「ヴィーニャ・サンカラ・ビアンコ」

最後にお二人が口を揃えてすすめてくれたマリアージュは、「カラスミ」×「酸化したシェリーのような白ワイン」。そのワインこそが、ショップソムリエで取り扱っている「ヴィーニャ・サンカラ・ビアンコ」です。パルミノやマカベオという品種の混醸で、まさにシェリーのような味わい。いったいどんなお味がするのか?ご興味ある方はぜひトライしてみてください!

※本コラムでご紹介している商品の、現在の在庫の有無についてはショップにお問い合わせください。

ソムリエールとして、ワインBYOについて思うこと

最後に、Winomyが提案している「ワインBYO」について、プロの視点でのご意見をお伺いしてみた。「飲食店にワインを持ち込む」というアクションに対して、彼女たちは一体何を語ってくれるのだろうか…

ここでトミヨさんが勢いよく語りだした!「持ち込めるお店が無いんですよ!だから友人とそういうお店の情報を交換しているんです」あのー、Winomyってそういうサイトなんですけど(汗。 とお伝えしたところ、とても感動していただけました。

ハルカさんは普段からホームパーティでBYO形式を楽しまれているそう。でも、レストランでもできるだけ低いコルケージ(持ち込み料)設定のお店があれば嬉しいし、自分も使ってみたいな。と話してくれました。

編集後記

今回は親子ソムリエールさんへのインタビューということで、いつにもましてアットホームな雰囲気の中でのインタビューとなりました。親子というより、ワイン好きなお友達のようなお二人に、こちらもホッコリした気持ちになりました。

「ショップやレストランにいるソムリエールはあなたの味方なので、もっと気軽にいろいろ聞いてください!」と、最後にお二人が話してくれたことがとても印象的でした。
お二人ともお客様に寄り添う気持ちが満載の、とても素敵なソムリエールさんでした。

本日お話をお伺いした、六本木ショップソムリエについてはこちらをご覧ください。ワインショップの横にレストランやパン屋さんも併設しており、もちろんBYOも楽しめるお店です。

 


Winomy編集部  NORIZO

ワインライフキュレーター™️。日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート。ワイン検定ブロンズ&シルバークラス認定講師。FLAネットワーク協会認定 食生活アドバイザー。
世界中のワインやグルメを味わってきた知見を生かし、ワインと食のマリアージュやペアリングにフォーカスしたコラムを執筆。英語やフランス語など多言語を駆使し、世界のワインピープルとの対談記事もお届けします。「ワインになりたい」と思うほどのワイン馬鹿です!

ソムリエールは知っている 過去の記事もチェック♪

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