2020年01月21日(火)

トクオカ ワイン&グルメ ギャラリー ギンザ でおすすめマリアージュを聞いてみた!「ソムリエールは知っている」Vol.11

ワインショップやレストランで、私たちのワイン選びをサポートしてくれる、華麗なソムリエールたち。
彼女たちはどのようにしてワインに惹かれ、なぜソムリエールになったのか?そして、ソムリエールである彼女たちならではの「秘密のマリアージュ」や、ワインBYOに対する彼女たちの思いとは…
このコラムは、普段はなかなか見ることのできないソムリエールの素顔とその心の内に迫る、突撃インタビュー企画である。

ギャラリーのようなワインショップ

最近は観光客の多さも慣れてしまった、大人の街の代表格”銀座”。

東京オリンピックに向けて地下鉄銀座駅の大工事も絶賛進行中。その数寄屋橋交差点付近にそびえ立つ、ガラス面が特徴のビルが東急プラザ銀座である。

皆さんは、その地下2階に、ワインショップがあるのをご存知だろうか?プリペイド式のカードで、好みのワインを好きな量だけ試飲できる大きなワインサーバーが特徴のこのお店が、「トクオカ ワイン&グルメ ギャラリー ギンザ」である。

今回はそこで活躍する、ソムリエールの雨宮さんにお話を伺った。

ソムリエールになったきっかけは?


ソムリエール 雨宮さん

「実は私、専業主婦でした」と話し始めた雨宮さん。そこからどうやってソムリエに? これまでにないストーリーが聴けそうだ!

元々ワインがお好きだという雨宮さん。ワインをより美味しく楽しむために、まずはパン屋さんでアルバイトを始めたそう。その後ワインに合わせる食事を作る際の食材にも興味を抱き、次は輸入食材のお店に勤務。そこでチーズに出会って、ハマっていったそう。その後東急プラザ銀座のオープンと共にトクオカに勤務。その経験から、最初はチーズの担当者としてスタートし、その中でまずはチープロ(チーズ・プロフェッショナル)資格を取得されたそうだ。

その後チーズを販売しながらも、お店にたくさん並ぶワインにも奥深さを感じたそうだ。その後ソムリエ試験を受け、見事ソムリエールになられたという経歴の持ち主でした。

そもそもチープロ合格も難しいのに、さらにソムリエも受けられるなんて、その熱意がすごい!その後はその知識を生かし、接客の際により幅広い提案やアドバイスができるようになったそうです。

オススメは「家飲みつまみ」とのマリアージュ

今回も本企画恒例の「ソムリエールだけが知っている秘密のマリアージュ」について聞いてみました。

「私は主婦ということもあり、今回のこちらのインタビューでは、おうちででできるマリアージュを話そうと思います。」と切り出してくれた雨宮さん。なんでもこのコラムの他の記事を見て、事前に考えてくれたとおっしゃっていただきました。感激です!

まずは「大好きなチーズとのマリアージュからお話します」と話し始めた雨宮さん。さすがチープロ視点のスタートだ。


カレンツパン×ロックフォール×シャンパーニュ

最初は「シャンパーニュとブルーチーズ」の組み合わせを教えれくれた。

泡の中でも特にシャンパーニュお好きだそう。となると、同じくシャンパーニュ地方のチーズ「シャウルス」とか「ラングル」と言いたいところだが、そこをあえての「ブルーチーズ」で合わせるのがオススメ。

カレンツ(小粒のレーズン)が入ったパンに、ブルーチーズの「ロックフォール」を載せて、軽くトーストすることがポイント。青カビチーズの塩味が、温められることで柔らかくなり、さらにそれをシャンパーニュの泡と酸味が打ち消してくれるので、スッキリ流し込むことができるそうだ。また出ました「泡で流し込む」という、このコーナーお馴染みのフレーズです(笑。

チーズ以外のお手軽マリアージュも

続いて飛び出したワインは「リースリング」。おうちご飯でリースリングを合わせるのはなかなか難しいのでは? と思いながらお話は進みます。


カシューナッツ × ドイツ リースリング

教えてくれたのは「ドイツのリースリングとカシューナッツ」の組み合わせ。さてその心は?

柑橘系の香りと酸味が続くリースリングに対して、カシューナッツの香ばしさと甘みが、お互いの美味しさの相乗効果を発揮してマリアージュが生まれるとのこと。ちなみにカシューナッツはオーブンで焼くと、香りと香ばしさがより一層際立つそうだ。

シンプルながら的を得ていて、かつおうちで手軽にという観点は、まさにプロ主婦!


オイルサーディン × バッド・ボーイ(メルロー主体のボルドー赤ワイン)

最後はフランスはボルドーのワイン「バッド・ボーイ」を紹介してくれた。

かのロバート・パーカー氏が、この作り手のジャン・リュック・テュヌヴァン氏のことをそう呼んだことが始まりだそうです。この「バッド・ボーイとオイルサーディン」の組み合わせが最高の相性だとのこと。

オイルサーディンにお醤油を少したらして、唐辛子の輪切りを乗せて軽くオーブンで焼いて、最後にパルミジャーノを鰹節のようにふりかけると最高!雨宮さんはニコニコ笑顔で、完全に「酒飲みのつまみ」まっしぐらなマリアージュをオススメしてくれましたのでした(笑。

ワインBYOについて思うこと

最後に、Winomyが提案している「ワインBYO」について、プロの視点でのご意見をお伺いしてみた。「飲食店にワインを持ち込む」というアクションに対して、彼女たちは一体何を語ってくれるのだろうか…

「ソムリエ試験を受けるまで、BYOという言葉自体を知りませんでした」と雨宮さん。

トクオカでは店内で飲食できるスペースがあるので、ぜひこちらでBYO体験をしていただきたいとのこと(抜栓料は¥500/本です)。販売価格に近い価格でボトルを開けられるのは、お客様にとっても魅力てきではないだろうか。まだまだBYOできることを知らない方が多いので、もっと広めていきたいと語ってくれました。雨宮さん自身も、今後はもっと外のレストランでのBYOにチャレンジしてみるそうだ。

編集後記

今回のトクオカさんは、個人的にもよく利用する馴染みのショップ。お話をお伺いした雨宮さんは、とにかく食べることとお料理がお好きで、そこを突き詰めていらっしゃるのだなぁ、と感心しました。前回に引き続き、自身もワインとのマリアージュを考えたお料理ができるようになりたいと、強く思ったのでした。

今回ご紹介したトクオカ ワイン&ギャラリー ギンザについてはこちら。なお、本コラムでご紹介している商品の現在の在庫の有無については、お店までお問い合わせください。

 


Winomy編集部  NORIZO

ワインライフナビゲーター™️。日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート。ワイン検定ブロンズ&シルバークラス認定講師。FLAネットワーク協会認定 食生活アドバイザー。
世界中のワインやグルメを味わってきた知見を生かし、ワインのある毎日の楽しさを伝えるセミナーの講師や、
ワインと食のマリアージュにフォーカスしたコラム執筆などを行う。時に世界のワインピープルとの対談記事もお届け。「ワインになりたい」と思うほどのワイン馬鹿です!

ソムリエールは知っている 過去の記事もチェック♪

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