2020年05月13日(水)

スペインの カバ(CAVA)「セグラヴューダス」と串揚げ専門店の“テイクアウトBYO” ~スパークリングワインの楽しみ方~

今年も汗ばむ陽気の日が増え、夏の気配を感じるようになりました。早いですね。気温が高い日にはキリっと冷えたスパークリングワインを片手に、皆でわいわい語り合いながらサクサクと小気味良い歯応えの揚げ物を流し込みたくなります。現時点(5月上旬)はまだ気軽に外食できる雰囲気ではないため、たいへんもどかしく感じる日々です。

しかし先日、とっておきの“串揚げテイクアウトBYO”を自宅で開催し、暑さ × スパークリングワイン × 美味しい揚げ物という幸せのシンフォニーを一足早く堪能させていただきました。「できれば自宅で揚げ物をするのは避けたい。でも美味しいさっくさくの揚げ物をスパークリングに合わせたい」そんなわがままを叶えてくれる、救世主のようなテイクアウトメニューを見つけてしまったのです。今回はその様子をレポートします。

リーズナブルな“高級”スパークリングワイン

今回、串揚げのお供に抜擢されたスパークリングはこちら。

CAVA セグラヴューダス ブルート レゼルバ エレダード

なんて高級感が漂う佇まいなのでしょうか。ラベルの代わりに輝きを放つエンブレム。瓶底には風格のある“SEGURA VIUDAS”の文字。持ってみるとわかるのですが、ボトルが重いのなんの!

“セグラヴューダス(SEGURA VIUDAS)”というのはワイナリーの名前です。リーズナブルなスパークリングワインの代表格、スペインのカバなのですが、こちらはその中でも特にリッチなカバ。リッチと言えどもお値段は¥3,200ほどなので、リーズナブルな“高級”スパークリングワイン、といったところでしょうか。

“ブルート(BRUT)”とあるので辛口です。また、“レゼルバ(RESERVA)”は「熟成期間=15ヶ月以上」という意味。実際の熟成期間は24ヶ月以上とのことなので、レゼルバの中でも特に上品な味わいを感じられるはずです。“エレダード(HEREDAD)”とは「継承」という意味のスペイン語。全ての醸造工程を手作業で行っており、代々受け継がれるその伝統的な製法を体現する珠玉の1本…という意味がこめられているのだとか。見た目も名前も、こちらの期待値をぐんぐん上げてきます。

ちなみにセグラヴューダスの醸造所は、歴史ある由緒正しい建造物なのだそうです。某トリップアドバイザーには素敵な写真がたくさん投稿されているので、お時間ある時にぜひ一度ご覧ください。レストランが併設された石造りのカーヴなど、眺めているだけでワイナリー訪問をした気分になれますよ。Googleストリートビューでワイナリー周辺をバーチャル散歩するのもオススメ。野山に囲まれた穏やかな土地を堪能できます。

主役の串揚げテイクアウト

さて、今回の趣旨は“串揚げテイクアウトBYO”。肝心の串揚げは、代官山にある串揚げと和食のお店、六角亭さんにオーダーしました。

串揚げといえば「ビールやハイボールとの相性バッチリなジャンキーなおつまみ」というイメージがありませんか?しかし、こちらのお店の串揚げは一味違います。上品な天ぷら屋さんのような、少しリッチなお寿司屋さんのような、風情ただよう本格和食という感じ。こだわりの素材を使ったお洒落な串揚げが楽しめます。そんな六角亭さんがテイクアウトをスタートしたと伺ったので、早速利用してみることにしたのです。

気になるメニューはこちら。

今回は、12本盛り合わせにズワイガニ爪をプラスして合計13本(×2名分)の豪華なテイクアウトにしました。

いざ!串揚げテイクアウトBYO

それでは、実際にテイクアウトした串揚げのお姿をご覧にいれましょう。

代官山 六角亭 テイクアウト 串揚げ12本盛り合わせ + ズワイガニ


2人前です

ご、豪華〜!眺めているだけで、ステイホーム疲れも暑さも吹き飛びます。下にしいてある野菜は自分で用意しました。こんな豪華なメンツを彩る役に抜擢されて、安いカット野菜たちも喜んでいることでしょう。

「テイクアウトすると、さすがにサクサク感が損なわれるのでは?」と思いますよね。確かに、時間をおくとどうしてもしんなりしてしまうのが、揚げ物の宿命です。しかし、オーブントースターで少しあぶるだけでその問題は解決します。このひと手間が、串揚げテイクアウトBYOを最大限楽しむコツ。もともとカラっと丁寧に揚げられているからこそ、ほんの少しの“追い炙り”で息を吹き返してくれるのです。

あとは適当にサラダや汁物なんかを用意して…準備が整ったらセグラヴューダスをグラスに注いで、カンパイ!

グラスからは豊かなイースト香とリンゴのような香りを感じます。口に含んで最初に感じるのは、豊かな果実味にキレのある酸、シュワシュワときめ細かい泡。飲み込む時には舌の奥の方でミネラル感(硬度の高い水のような舌触り)を感じ、後にのこるのはナッツのようなバターのような、クリーミーな余韻です。キリっと刺激的な酸はすっと消えるので、後味爽やか。油を流してくれるので、飲むたびに口内がリセットされます。ほんのり感じる苦味は、柑橘類の皮のような印象。陽気なカバの性格に繊細なシャンパーニュのニュアンスを足して2で割ったような、上質な味わいです。

対する串揚げは、事前の一手間でちゃんとサックサクほくほく。感動的なほどに衣が軽くて、食べ飽きることなくペロッといけます。そこに冷たいカバを投入して交互にいただくと、手と口がとまりません。私のお気に入りは、”アスパラ”、”タコと生姜”、”ズワイガニ爪”です。アスパラはシャクシャクとした歯応えに軽い衣がとてもマッチして美味!タコと生姜ズワイガニ爪は、ともにセグラヴューダスとの相性がバッチリでした。やはり、魚介系とカバは最強の組み合わせです。

なお、今回はこんな便利グッズを使って、セグラヴューダスもベストコンディションでいただきました。

瓶口に刺さっているのは「vacuvin」シャンパンセーバー、ボトルに被せてあるのは「LE CREUSET」アイスクーラースリーブです。どちらも以前、WINE MARKET PARTYさんを取材した際にご紹介したアイテム。スパークリングの登場回数が増える季節になってきたので、我が家ではこちらの2アイテムを重宝しています。オススメ!

最後に

とても素晴らしい串揚げテイクアウトBYOでした!セグラヴューダスは、カバにしては少しリッチなものですが、この価格帯でこの満足度はさすがです。そして六角亭さんの串揚げはサクサク軽く、それでいて素材の味わいをめいっぱい堪能させてくれて、大満足。もちろん、揚げたてがベストなので、落ち着いたらお店に伺いたいところです。

狙い通り、ステイホーム疲れと暑さを見事に吹き飛ばしてくれました。皆さんもこれから夏にかけて、カバ×串揚げのペアリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

お店の情報

代官山 六角亭

季節の串揚げと本格和食で構成し、食材の旬の美味しさを大事にした逸品を味わえるお店。四季折々の海の幸、山の幸を常時30種以上用意し、新鮮な油で軽く揚げて仕上げます。落ち着いた店内も魅力。

  • 東京都渋谷区恵比寿西1-36-5
  • お電話:050-1709-2168

店舗ページはこちら


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◎2020年5月24日(日)まで ※終了しました

 


吉田すだち ワインを愛するイラストレーター

都内在住の、ワインを愛するイラストレーター。日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート。ワインが主役のイラストをSNSで発信中!趣味は都内の美味しいワイン&料理の探索(オススメワイン、レストラン情報募集中)。2匹の愛する猫たちに囲まれながら、猫アレルギーが発覚!?鼻づまりと格闘しつつ、美味しいワインに舌鼓を打つ毎日をおくっている。
【HP】https://yoshidasudachi.com/
【instagram】https://www.instagram.com/yoshidasudachi/

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