2020年06月30日(火)

世界共通のワインボトルのサイズを紹介!日本のサイズは小さい?

普段何気なく飲んでいるワインですが、ボトルのサイズや種類がさまざまだということをご存知ですか?一般的な750mlのサイズでもいろんな形が存在していたり、実は日本だけサイズが違ったり。この記事では、普段知ることのないワインボトルのサイズについて詳しく解説していきます。

ワインのボトルのサイズについて

いろんな大きさのワインボトルが並んでいる
iStock.com/Marcelo Badaraco

ワインボトルのサイズは、世界で基準が決められています。最も一般的なサイズが750ml、ハーフサイズが375ml、2倍サイズは1500mlでマグナムと呼ばれています。

また、ワインの盛んなフランスのボルドー地方とシャンパーニュ地方では、サイズによって呼び方が違い、もっと細かくサイズも分かれているんです。

ボルドー地方での呼び名とサイズ

ドゥミ・ブテイユ(Demi-Bouteille)……1/2本(375ml)
ブテイユ(Bouteille)……1本(750ml)
マグナム(Magnum)……2本(1,500ml)
ドゥブル・マグナム(Double-magnum)……4本(3,000ml)
ジェロボアム(Jéroboam)……6本(4,500ml)
アンペリアル(Impérial)……8本(6,000ml)

シャンパーニュ地方での呼び名とサイズ

キャール(Quart)……1/4本(200ml)
ドゥミ・ブテイユ(Demi-Bouteille)……1/2本(375ml)
ブテイユ(Bouteille)……1本(750ml)
マグナム(Magnum)……2本(1,500ml)
ジェロボアム(Jéroboam)……4本(3,000ml)
レオボアム(Réhoboam)……6本(4,500ml)
マチュザレム(Mathusalem)……8本(6,000ml)
サルマナザール(Salmanazar)……12本(9,000ml)
バルタザール(Balthazar)……16本(12,000ml)
ナビュコドノゾール(Nabuchodonosor)……20本(15,000ml)

標準のワインボトルが750mlの理由

白と赤のワインが1本ずつ並んでいる

一般的な750mlサイズは世界標準ですが、そのルーツは、ワイン大国であるフランスと、消費大国であったイギリスにあります。

まず、フランスのボルドー地方で使われる樽の容量は225L(225,000ml)で、750mlのワインが1樽につき300本できます。

一方イギリスで昔は使われていたのがガロンという単位で、1ガロン=4,500mlです。750mlのワインを12本で1ダースとするとちょうど2ガロンとなり、キリがよかったんだそう。輸出側と輸入側が取引しやすい数字だったんですね。

こうしたボルドーワインの流通の歴史が、今のワインボトルのサイズに残っているというわけです。

同じボトルサイズでも形が違う!

6ほんのワインとシャンパンが並んでいる

世界共通の750mlのサイズですが、生産地域によってさまざまな形があります。よく飲むワインの生産国・ボトルの形に注目してみるのも面白いかもしれません。

■ボルドー型
ワインボトルの最も代表的な形で、フランスのボルドー地方で生まれました。いかり肩のような形をしています。

■ブルゴーニュ型
フランスの東部、ブルゴーニュ地方のもので、なで肩のような安定感のある形をしています。緑色をしているのも特徴のひとつです。

■ライン型/モーゼル型
ドイツのライン・モーゼル地方で生まれたボトルで、細くて背が高く、肩のないストンとした形をしています。ボトルの色は、ライン地方は茶色、モーゼル地方は薄い緑色をしています。

■アルザス型
一番スリムな形をしている、フランスの北東部に位置するアルザス地方のボトル。背が高く、深緑色をしているのが特徴です。

■ボックスボイテル型
ドイツのフランケン地方で使われる、ずんぐりとした丸みのあるボトル。皮製のワイン袋を真似て作られたものと言われています。

■シャンパン型
フランスのシャンパーニュ地方のボトルで、コルクが大きく、下部が膨らんだようなどっしりとした形をしています。炭酸の内圧に耐えられるように、分厚いガラスを使って作られています。

日本のサイズは少し違う?

750mlが世界共通サイズと紹介しましたが、日本で作られているワインは720mlと少し小さいサイズもあります。

これは日本に、ワインより先に日本酒文化が根付いていたことが理由。日本酒の4合サイズにあたる720mlの酒瓶を使うことが便利だったとされています。

世界共通サイズで作っている日本のワイン農家もありますが、720mlサイズもまだ存在しています。

ボトルサイズでワインを知ろう!

普段ワインを飲むとき、ボトルのサイズを意識しない方がほとんどではないでしょうか。いざ知ってみると、そこには生産した国による違いや、生産国と消費国の貿易の理由などがあったんですね。

また、国によってボトルの形が違うのも面白いポイント。ぜひ一度、普段飲んでいるワインボトルの形と生産国を確かめてみてください!

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