2020年07月25日(土)

クラシカルなボルドーワイン!カロン・セギュールとは

カロン・セギュールは、ローマ時代が起源といわれるほど古い歴史を持つシャトー。その名がついたワインは、ボルドーのクラシカルな味を楽しめると、高い評価を得ています。この記事では、メドックで3級に格付けされているシャトーの足跡や、ハートマークラベルの由来などをご紹介します。

カロン・セギュールとは

赤ワインの入ったワイングラスを持っている様子

歴史あるワイン

カロン・セギュールはボルドーのメドック地区、サン・テステフ村のシャトーです。ボルドーに流れるジロンド河を行き交う小型輸送船「カロンヌ」にちなみ、その名がつけられました。大変古い歴史を持ち、12世紀にはワイン造りを行っていた記録が残っていますが、最も繁栄したといわれているのが18世紀、ニコラ=アレクサンドル・ド・セギュール侯爵がオーナーの時代です。

セギュール侯爵の死後、何度か所有者を変えたシャトーは、レタピ家がオーナーの1855年、メドック格付けシャトー3級の認定を受けます。その後1894年にガクストン家が所有者になり、2012年までワイン造りが行われていました。

1999年にステンレスタンクの醸造室を設置したり、2006年にマルゴーから品質管理のベテラン、ヴァンサン・ミレ氏を招聘するなど大規模な改革が行われていましたが、ガクストン婦人の死去によりシャトーは売却。以降は銀行家のジャン=ピエール・ドゥニ氏と、系列の保険を扱うシュラヴニール社の共同経営となっています。

ワイン造りに最適な土地

サン・テステフ村は、泥炭土の上に砂利と鉄分の多い石灰岩が混じり合う、独特の地層をしています。ジロンド河の左岸にあり、水はけがよく樹木の根が張りやすいことから、ローマ時代よりぶどう造りに最適な土地といわれていました。この土地で生まれるワインは力強く、タンニンがしっかりしているという特徴があります。

ボルドーではめずらしい、石垣に囲まれたカロンセギュールのぶどう畑は、広さ55ヘクタール。格付けシャトーでは最北端に位置する畑です。

愛らしいハートのラベル

カロン・セギュールの特徴のひとつに、ハートマークのラベルがあります。由来となっているのは18世紀の所有者、ニコラ=アレクサンドル・ド・セギュール侯爵の発した言葉。セギュール侯爵はボルドーの5大シャトー、シャトー・ラトゥールやシャトー・ラフィット・ロートシルトなど、多くのシャトーを所有していましたが、「われ、ラフィットを造りしが、わが心、カロンにあり」と言うほどカロン・セギュールを愛していたと言われています。このエピソードから、ラベルのハートマークが誕生しました。

カロン・セギュール

カロン・セギュールのボトルとラベル

フランス・フルボディー ¥16,280(税込)〜

愛らしいハートのラベルが目印のカロン・セギュールは、カベルネ・ソーヴィニヨンなど複数のぶどうを原料としています。果実やスパイスのさまざまな香り、凝縮感のあるタンニンとさわやかな酸味のバランスが絶妙。強さとエレガントさを併せ持つワインは、メドックの格付け以上の味わいと評されています。

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歴史も味わい深いカロン・セギュール

起源は12世紀と、大変古い歴史を持つカロン・セギュール。18世紀のセギュール侯爵時代が最盛期といわれていますが、力強さとエレガントさを持つクラシカルな味は、現代でも高く評価されています。香りや味だけでなく、隠れている歴史も楽しみながらワインを味わってくださいね。

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