2020年07月25日(土)

知っておきたいワイン用語「Cuvée(キュヴェ)」って何?

ワインを手に取る際、ラベルに書かれている「Cuvée(キュヴェ)」という言葉を目にしたことはありませんか。「気にはなっていたけれど実のところ意味はよく知らない……!」という人も多いはず。今回は、意味や使い方を知っていれば、よりワイン選びが楽しくなる専門用語「キュヴェ」について解説します。

「Cuvée(キュヴェ)」とは

リースリング・キュヴェ・フレデリック・エミール

「Cuvée(キュヴェ)」の語源は、ワインを醸造する発酵槽である「Cuve(キューヴ)」であると言われています。その意味合いは、実のところ複数あってひと言では表現できません。生産者が独自に特別な使い方をすることがあり、ワインとシャンパーニュによっても意味や使い方が異なるのです。

ワインにおけるキュヴェ

カバルデス キュヴェ エクスキーズ 赤

元来は、その名のとおり発酵槽の中にあるワインのことをキュヴェと呼んでいました。しかし現在はそれだけでなくさまざまな意味合いでキュヴェという言葉が使用されています。特定の区画や仕様・ロットで生産したワインや、ほかと区別した特別な発酵槽で醸造したワイン、生産者が独自に瓶詰めしたワインなどがその例です。決まった規定のないキュヴェは、生産者が独自に判断して使用が可能。基本的には、生産者のこだわりや特別な想いが込められたいい意味で使用されることがほとんどです。

力強くしなやかな味わいが特徴の「カバルデス キュヴェ エクスキーズ」は、華やかに食卓を彩ってくれます。原料のぶどうは、南フランス・タリ家の畑の中でも、高品質な果実が収穫できる区画に限定しています。

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シャンパンにおけるキュヴェ

クリュッグ・グラン・キュヴェ

シャンパーニュにおいて使われるキュヴェには、2通りの意味が存在します。ひとつめは、複数のぶどう品種をブレンドして生産する、いわゆる「アッサンブラージュ」がなされていること。シャンパーニュを作る際に使用できるぶどう品種は、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3種類と決められています。つまりキュヴェと記載されたシャンパーニュは、この中から複数の品種をブレンドして生産されたものと考えてよいでしょう。

もうひとつ、「Cuvée de Prestige(プレステージ・キュヴェ)」と呼ばれるシャンパーニュの高級ラインを指す場合があります。プレステージ・キュヴェは”威信”を意味し、一番搾りの果汁を使用して生産された特別なシャンパーニュ。生産者が自身の名を懸けて提供する、究極の逸品です。代表的な銘柄である、クリュッグ・グラン・キュヴェやボランジェラ・グラン・ダネ、ルイ・ロデレール・クリスタルは、ワイン好きなら一度は味わってみたいですね。

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特別な日に飲みたい

一括りではなかなか説明しがたい、ワインの専門用語「キュヴェ」。生産者の特別な想いが込められていたり、ほかとは少し違う格上の品質であったりと、基本的にはよい意味で使われる言葉であることを覚えておくといいですね。とっておきの日のワイン選びに迷ったら、「キュヴェ」と書かれたラベルのものをチョイスしてみてはいかがでしょうか。

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