2020年08月10日(月)

知れば知るほど面白い!ワインの王様・ブルゴーニュ

毎年秋になると様々な飲食店やお店で見かける「ボジョレー・ヌーヴォ」の文字。実はフランスのブルゴーニュ地方にあるボジョレー地域で造られるワインの一つなんですよ!今回はそんなボジョレー・ヌーヴォなどで知られるブルゴーニュ地方についてご紹介!気候や歴史、味など様々な角度からブルゴーニュについての魅力をお伝えします。

ブルゴーニュとは

Bourgogne(ブルゴーニュ)はフランス東部に位置する地域。英語ではBurgundyと表記し、誰もが一度は耳にしたことのある「バーガンディ」と呼びます。ちなみに秋冬に流行る深く濃い紫に近い赤色もバーガンディーと呼びますが、ブルゴーニュ地方から作られる赤ワインにちなんで命名されたようですよ!

そんなブルゴーニュ地方はフランスの中でも南北に長い地方。全体として1日の寒暖差が大きく、涼しいのが特徴です。なかでもワインの生産地として有名なシャブリ地域はブルゴーニュの最北端に位置しており、少し湿気が多いのが特徴です。さらに土壌は粘土質と泥灰質からなり、そこで穫れるぶどうはミネラルがたっぷりと含まれています。

一方、ブルゴーニュの最南端に位置するボジョレー地域はシャブリ地域に比べて乾燥しているのが特徴。土壌は粘土質と砂質、花こう岩質などが混ざっている地域ため、酸味が豊かで色味が明るく、さわやかな香りが特徴的なガメイ種というぶどうがよく育ちます。

ブルゴーニュワインの歴史

フランスワインの歴史は古く、時は紀元前6世紀頃にまで遡ります。この頃ギリシャから南フランスへ移住してきた人たちによってマルセイユ地方にワイン作りが伝えられ、さらにはローマ軍の侵略によりフランス全土へと伝えられることとなりました。ブルゴーニュ地方ではこの頃から質の良いワインが造られていたといわれています。

その後11世紀頃のヨーロッパはキリスト教が中心的な宗教の一つとなり、政治や芸術にも影響を与えていたほど。キリスト教の礼拝では赤ワインは大切かつ重要な役割を持つ神聖なものであり、また、当時の修道院などは学問を教えたり、様々なものを研究したりする施設も兼ねていたことからワインの研究も盛んに行われました。この頃ブルゴーニュは1つの公国としてブルゴーニュ公が治めていましたが、15世紀頃のフランス王国と争いに敗れたことでフランスに併合されることとなります。

併合によりブルゴーニュワインはそのおいしさから知名度・人気度が高まり、フランス貴族の間ではブルゴーニュにぶどう畑を所有することが地位を表明するものとなりましたが、フランス革命によってそのぶどう畑は市民のものへ。畑自体も市民に平等に分けられるようにと小さな面積になり、家族単位でワインを造るドメーヌ(生産者)が増えました。

さらに、そのワインを流通させるいわば商社が誕生。こうした歴史などもあって、17世紀頃にはワインの製造・販売・流通が行われるようになりました。そして時は流れ18世紀以降にはワイン評論家が誕生。現在ではワインの歴史や知識だけでなく、味や質も評価されながら知名や人気が世界にまで広がっているとされています。

ブルゴーニュワインの特徴

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ブルゴーニュワインの特徴はボルドーワインなど複数のぶどうをブレンドしたワインと違い、単品種のみで造られるという点。代表的なブドウの品種は赤ワインはピノ・ノワール、白ワインはシャルドネで、ピノ・ノワールはフルーティーさや繊細な酸味が、またシャルドネはすっきりとしたキレのある味わいが特徴です。ただ、前述した通りブルゴーニュ地方は南北に長い地方。そのため、地域によって酸味やキレ、コクなどが少しずつかわってくるのがブルゴーニュワインの面白みでもあります。

ブルゴーニュワインの格付けとしては4種類。グランクリュと呼ばれる特級畑はブルゴーニュ地方の中でも特に質の高いワインが生産される畑となっており、ロマネ・コンティなどが代表的なワインとなります。次にプルミエクリュと呼ばれる一級畑も質の高いワインが生産される畑。その次に良質な畑として村名クラスのワイン、最後にこれらに当てはまらないワインとして地域クラスのワインといった格付けがあります。もちろん特級クラスのワインでなくても美味しいワインはたくさんありますが、お祝い事などにはグランクリュを選んでみても良いかも知れませんね。

ブルゴーニュワインの価格は安いものから高いものまで様々。プルミエクリュやグランクリュなどの格付けであれば1本3万円のものもありますが、地域クラスであれば2000円台のものもありますので、ブルゴーニュ地方のワインは幅広く楽しめそうですよ!

またワインの形にも特徴があり、ボルドーワインは一般的なワインボトルの形をしているのに対し、ブルゴーニュワインはなで肩でボトル自体の色も淡いのが特徴となっています。ワインボトルの形にも違いがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ブルゴーニュワインおすすめ3選

シャサーニュ モンラッシェ プルミエクリュ モルジョー 白

シャサーニュ モンラッシェ プルミエクリュ モルジョー 白

¥18,437 (税込)/白/フランス

シャペル家で造られるワインの中でも最上クラスと称されるワイン。ほんのり緑がかった淡いゴールドの色味で、ワインの厚みや複雑味は圧巻です。フレンチ・イタリアンなどの洋食にはもちろん、中華や和食などとも相性抜群。5年ほど熟成させるとさらに飲み心地も良いので贈り物に最適です。

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ブルゴーニュ アリゴテ 白

ブルゴーニュ アリゴテ 白

¥4,447 (税込)/白/フランス

ペルチエ家で造られる、すっきりとした酸味の白ワイン。淡いレモンイエローの色味で柑橘系のフルーティーな香り、また、ハーブのような爽やかな香りが特徴です。上品な香りがするため、和食にもぴったり!普段飲みやホームパーティーにおすすめです。

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ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ

ジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ

¥7,700 (税込)/赤/フランス

ジュヴレ・シャンベルタン村の北・東・南側にある樹齢約50年の古樹から獲れるピノ・ノワールをうまくまとめた赤ワイン。やわらかく繊細な飲み心地で、フレンチやイタリアンによく合います。ゆっくりと過ごしたい夜におすすめの一本ですので、デートやディナーなどに。

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ワインの王様・ブルゴーニュは繊細な味わいを楽しんで

ワインの王様と称されるブルゴーニュ地方のワインは単一品種のみで造られる繊細なワイン。南北に長いブルゴーニュ地方だからこそ、地域ごとでワインの味や香りに違いが生まれてきます。また、古くからの歴史もブルゴーニュワインの魅力の一つ。ぜひ、これらに注目しながらお気に入りのワインを見つけてみてくださいね!

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