2020年10月07日

国産の最高峰!ソムリエが教える「マンズワイン」とは

国産ワインが好きな方は、一度は聞いた事がある「マンズワイン」。赤、白、ロゼ、スパークリングワインなど、さまざまな銘柄を手掛けています。そして、世界各国で有名になったきっかけにもなっている晩餐会での提供。ニュースや新聞の記事にもなり有名ワインなんです。この記事では、マンズワインの歴史、特徴、おすすめワインなどをソムリエが分かりやすくご紹介します。

マンズワインとは

日本のワイナリー
iStock.com/blew_i

マンズワインとは、日本のブドウを愛し、日本でできる最高のワインを造り上げることに専念したワイナリーです。そんなマンズワインの特徴を詳しく見ていきましょう。

山梨県と長野県の2つの産地で造られるワイナリー

マンズワインは、山梨県と長野県の2つの産地から造られているのが特徴的。山梨県は、勝沼に自社所有畑、自社管理畑、契約栽培畑と工場があります。2020年6月には新しくワイナリーショップもでき、テイスティングコーナーやバックヴィンテージコーナー、今後はセミナーなども開催される予定。長野県は、小諸に自社所有畑、自社管理畑、契約栽培畑と工場があり。小諸ワイナリーは主に「ソラリスシリーズ」という国際品種のブドウ(シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロなど)の栽培をおこなっています。

創立1962年の歴史と伝統を感じるワイナリー

1962年創立当初は、「勝沼洋酒株式会社」という名前でした。しかし、1964年に親会社でもある「キッコーマン」のマンとラテン語「manna」(天から授かった食物マナ)にちなんで改名しリスタートします。50年以上の歴史の中で、勝沼・小諸ワイナリー設立、さまざまな賞の受賞、国際品種の栽培、晩餐会でふるまわれるなど、経験を経てマンズワインのおいしさと知名度は全世界に伝わっていきました。

日本で造られるブドウを愛したワイナリー

マンズワインが目指しているのは、「日本のぶどうによる日本のワイン造り」です。日本の土地を知り、この場所だからできる日本のブドウを造り上げています。もちろん、シャルドネやカベルネ・ソーヴィニヨンなどの国際品種をも手掛けていますが、この土地でしかできないマンズワインならではのブドウ造り、ワイン造りをしているのです。ただおいしいワインを造るということではなく、日本を愛しているからこそ、日本のブドウへの熱い想いが感じられるワインができる凄い造り手。日本を感じたい時に飲んで欲しい、マンズワインはそんなワインです。

マンズワインの評価

ワインボトルがお店に並ぶ
iStock.com/petrenkod

マンズワインは、長年数々の賞を受賞してきました。「国産ワインコンクール」では、ここ数年毎年いくつものカテゴリーで金賞、銀賞を受賞しています。また、国際ワインコンクールも受賞歴がある中、2007年にフランス最大級の国際ワインコンクール「チャレンジ・アンテルナショナル・デュ・ヴァン」にて、ソラリス・信州小諸シャルドネ・樽仕込2005年が金賞を受賞しました。その後も、海外のコンクールでも受賞歴を増やしていき、マンズワインは世界的に有名な国産ワイナリーとして、名を広めています。

内閣総理大臣主催会食・晩餐会に採用

マンズワインは、多くの晩餐会でも提供されています。有名なのは、2008年に開催された洞爺湖サミットにて内閣総理大臣夫人主催夕食会やアジア太平洋経済協力会議(APEC)晩餐会などで、日本を代表するワインとして飲まれたことです。また近年では、メイ英国首相来日時の晩餐会、トランプ米大統領来日時に採用されたことでも話題になりました。

マンズワインおすすめ5選

1.山梨 マスカット・ベリーA

マンズワインマスカットベリーA

¥1,405(税込)〜/辛口

日本の赤ワイン用ブドウを代表する「マスカット・ベリーA」を、100%使用したおいしいワイン。やさしい酸味とチェリーのような甘味が特徴的です。渋味は、やわらかくワイン初心者でも飲みやすい一本。少し冷やして飲むと、バランス良くスッキリ飲めますよ。

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2.ソラリス 信州 シャルドネ 樽仕込

ソラリス信州シャルドネ樽仕込

¥5,115(税込)〜/辛口

アジア太平洋経済協力会議(APEC)晩餐会で提供された、有名な白ワイン。グレープフルーツのような柑橘系のニュアンスを感じつつ、樽で熟成させたことで出る奥深さと複雑さが楽しめます。すぐ飲むのもいいですが、熟成させるとさらに余韻が長くなり美味しくなりますよ。

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3.ソラリス 信州 小諸 メルロー

ソラリス 信州 小諸 メルロー

¥9,196(税込)〜/辛口

メイ英国首相来日時、内閣総理大臣主催晩餐会で提供されたことでも有名な赤ワイン。国産のメルロとは思えないほど、濃厚で味わい深い一本。ブラックベリーやブラックチェリーと樽の香りが混ざりあい、グラスの中で華やかな香りを感じられます。また渋味の中に、寄り添うように出てくる果実の甘味を楽しめ、何度でも飲みたくなるおいしさ。熟成させて、日本のメルロの熟成感を味わってみるのもおすすめですよ

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4.酵母の泡 甲州 ブリュット

酵母の泡甲州ブリュット
¥1,518(税込)〜/辛口

酵母の泡シリーズは、全部でシードル(リンゴのお酒)も合わせて5種類あります。その中でも、私のおすすめは甲州ブリュットです。甲州の独特な味わいをしっかり残しながら、泡が入っていることでスッキリと飲みやすくなっています。柑橘系のさわやかな味わいなので、どんな料理にも合わせやすい一本です。

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5.ソラリス 古酒 甲州

ソラリス古酒甲州
5,148(税込)~/甘口

貴腐ワインを彷彿させるような、甘口ワイン。10年以上熟成された甲州は、熟した梨、リンゴ、そしてわずかにハチミツのニュアンスも感じられます。濃厚な甘さというよりは、やさしくスッキリとした甘さを感じられるのがこのワインの特徴。甘口ワインなのに、甲州独特の後味の苦みを感じられるのも面白いですよ。

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マンズワインは、さまざまなタイプで飲み手を楽しませる。

マンズワインは、50年以上の歴史の中で色々なタイプのワインを造り上げています。オーソドックスな国産品種のワイン、高級なソラリスシリーズ、スパークリングワイン、デイリーワイン、どれをとっても個性があり、おいしく飲めるところが凄いです。「日本のぶどうによる日本のワイン造り」という信念をかかげ、ますます進化するマンズワイン。ぜひ、現地山梨、長野の空気を感じながら、ワインをテイスティングしてみてくださいね。

※商品価格は、2020年9月25日時点での情報です。

私が執筆しました!

YURI
ソムリエ・チーズプロフェッショナル / YURI
資格:J.S.A.ソムリエ、C.P.A.認定チーズプロフェッショナル、食生活アドバイザー3級。『もっと楽しく、もっと気軽に、もっとおいしく!』をモットーに誰でもワインとチーズを気軽に楽しめるようアドバイスを発信中!ワインの輸入会社、レストラン、料理教室運営などを経験したのち、現在はフリーランスのソムリエ・チーズプロフェッショナルとして活動中。主にワイン・チーズ教室やブログ、ライターにてワインやチーズ・マリアージュなどの楽しみ方を伝えています。
【ブログ】ソムリエールYURIのちょこっとMEMO
【twitter】https://twitter.com/YURI06927640
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