2020年11月06日

安くておいしいワインを選ぶ方法!ソムリエがおすすめ商品もご紹介

高級ワインがおいしいのは当たり前ですが、安旨ワインは見つけるのは至難の業。この記事では、安くておいしいワインを選ぶポイントと、ソムリエ厳選のおすすめワインをタイプ別にご紹介します。選び方ひとつで、とっておきのワインを見つけることができますよ。ぜひ、実践してみましょう!

ワインの値段に差がある理由

白ワイン、赤ワインがそれぞれ注がれたキャンティグラス
iStock.com/yagmradam

ワインの価格は、500円程度から何百万円も。その理由は、「生産量」「土地代」「人件費などの製造費」「評価による付加価値」などが考えられます。

生産量

生産量が少なければ希少価値が上がり、値段が高くなります。大量生産できるワインは、コストも減り安くなることは明確です。

土地代

フランスやイタリアなどの有名産地は、土地代が高くまた、せまい場合もあり生産量の面でも値段が上がる理由になります。しかし、チリやアルゼンチンなど新世界と呼ばれるワイン産地は、土地代も安くおいしいワインができることが多い。

人件費などの製造費

高級なワインは、ブドウを枝から外すとき、草を刈るときなどを全て手作業でおこなう場合があり、そのため人件費もかかりワインの値段も上がります。しかし、人件費が安い国や機械を使って作業をしているワイナリーは、その分安くなるでしょう。

評価による付加価値

現在値段の高騰の理由として「評価による付加価値」が多く見られます。○○雑誌で高評価を取った、ワイン評論家が100点を付けたなど。それによりワイン好きが、高評価ワインをこぞって買うことで、希少ワインになり値段が上がったりもします。

値段が上がる理由はさまざまありますが、安いからまずいという考えは捨てましょう。土地が安く、機械で大量生産すれば、安く上質なワインが造れますよ。

安くておいしいワインの選び方

ワインを選ぶ人
iStock.com/Halfpoint

高級ワインで有名な産地をさける

高級有名ワインといえば、フランスのボルドー地方やブルゴーニュ地方、イタリアのピエモンテ州(バローロやバルバレスコの産地)やトスカーナ州(キャンティの産地)など有名です。実は、「おいしいワインを造っている産地だから、安くてもおいしいワインがある!」というわけでもありません。

むしろ、有名な産地だからこそ、値段と味のバランスがおかしいときがあります。ワインの価格は、栽培している土地の値段も関わってくるので、ただ単に味わいがおいしいワインを探すなら、高級ワインの有名産地はさけましょう。

おすすめの産地は、チリ、アルゼンチン、オーストラリア、ニュージーランド。その理由は、1つ目は土地や人件費など製造にかかるお金が安い場合が多い、2つ目はワインの質が年々向上しているからです。フランスやイタリアなどの安旨ワインが飲みたい場合は、高級ワイン産地をさけてフランスなら南部、イタリアならヴェネト、シチリアなどを選んでみることをおすすめします。

ブドウ品種で選ぶ

ワインを飲んでいると、味わいや風味など自分の好みがわかってきます。これらは、ブドウ品種が関係していることが多いため、自分好みのブドウ品種でワインを選ぶと、安くてもおいしいワインに出会える確率かアップしますよ。

コルク栓にこだわらない

ワインといえば、コルクで栓がされているものが当たり前と思っている方も多いと思います。近年では、コルクは使わずペットボトルの栓のような「スクリューキャップ」というものが出て来ました。スクリューキャップが使われるようになった元々の理由は、年々取れなくなっているコルクの木を守るためやコルクの木自体が高級品となってしまっていることなどが原因です。

スクリューキャップの歴史は、まだ浅いですがコルク同様に、熟成もできるとも発表した研究記事もあり、世界各国で注目を浴びはじめています。早飲みワイン=安くておいしいワインは、スクリューキャップでも十分おいしく飲めます。味のレベルを維持し、製造コストを抑えるためにも、スクリューキャップのワインはおすすめですよ。

量も飲みたいならボックスワイン

ワインを毎日飲む方や、安くておいしいワインをたくさん飲みたい方は、ボックスワインもおすすめですよ。質が悪いという印象があるかもしれませんが、ボックスワインにもおいしいワインがあります。

ボックスワインとは、正式名所「バック・イン・ボックス」と呼ばれ瓶ではなく、箱にワインが詰められたものをいいます。通常のワインが1本750mlに対して、ボックスワインは3,000mlと通常のワインの4本分です。しかも、酸化しにくい形状なので、白ワインなら3週間程度、赤ワインなら1ヶ月程度もゆっくり飲むことができることが特徴。

値段も幅広く1,000円台から5,000円程度のものもあり、色々楽しめます。そして、自分好みのブドウ品種・味わいを選べば安くておいしいワインに出会えます。質も量も安さも欲しい方は、ボックスワインがおすすめですよ。

安くておいしい【白ワイン】のおすすめ3選

1. ピエトロ「ソアヴェ」

ピエトロ・ソアヴェ
¥748(税込)~/辛口/イタリア

イタリア・ヴェネト州で造られるさわやかな白ワインです。値段は安いものが多く、しっかり冷やして夏場にがぶ飲みするのもおすすめ。氷とフルーツを入れて、サングリア風にするのもおいしくておすすめですよ。

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2. モンテス「モンテス・クラシック・シャルドネ」

モンテス・クラシック・シャルドネ
¥1,298(税込)~/辛口/チリ

パイナップルやバナナのような風味を感じ、トロピカルで飲みやすい白ワイン。クセもなく飲みやすいので、食事にも合わせやすいです。スクリューキャップで開栓しやすく、保存しやすいのもいいですよ。安旨ワインの鉄板ワイン!

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3. シレーニ「シレーニ・ステート・ソーヴィニヨン・ブラン」

セラー・セレクション・ソーヴィニヨンブラン
¥1,501(税込)~/辛口/ニュージーランド

青りんご、ハーブ、グレープフルーツなどの、さわやかでフルーティーな味わいを楽しめる一本。味わいがしっかりしているワインなので、ニュージーランドで有名な料理「ラム肉のグリル」やラム肉を使った「ジンギスカン」などのクセのあるお肉料理にも相性抜群です。

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安くておいしい【赤ワイン】のおすすめ3選

4. コノスル「カベルネ・ソーヴィニヨン」

コノスル・カベルネ・ソーヴィニヨン
¥833(税込)~/フルボディ/チリ

チリのカベルネ・ソーヴィニヨンは、本当にコストパフォーマンスが高い。果実味、渋味、ほどよい酸味のバランスが調度よく、日本人好みの味わいです。ブラックチェリーやブラックベリー、チョコレートなどの風味が、渋味が苦手な方でもおいしく飲めるはず。1,000円以下で、この味わいはすごいです。

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 5. イエローテイル「シラーズ」

イエローテイルシラーズ
¥941(税込)~/ミディアムボディ/オーストラリア

オーストラリアのワインといえば、シラーズが有名です。ほかの国では、シラーと呼ばれる品種で、ベリー系のジューシーな味わいとスパイシーさを感じることができます。少し冷やして、飲むのがおすすめです。

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 6. イポポタモ「レッド・テンプラニーリョ (赤)バッグ・イン・ボックス」

イポポタモ レッド テンプラニーリョ (赤) BIB [NV] 赤ワイン 3000ml / スペイン産 テンプラニーリョ100% バッグ・イン・ボックス
¥1,598(税込)~/ミディアムボディ/スペイン

スペインでよく造られる「テンプラニーリョ」というブドウ品種から造られたボックスワイン。カベルネ・ソーヴィニヨンとイタリアのサンジョベーゼの中間くらいの味わい。酸味はほどよくあり、渋味はやわらかので、飲みやすく食事にも合わせやすいですよ。ホームパーティーで、みんなにふるまう赤ワインにぴったり。

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安くておいしい【スパークリングワイン】のおすすめ3選

 7. マルティーニ「ブリュット・スプマンテ」 

マルティーニ ブリュット スプマンテ
¥909(税込)~/辛口/イタリア

世界的にも有名な造り手が手掛ける、コストパフォーマンス抜群のスパークリングワイン。スッキリ辛口ですが、マスカットのようなフルーティーさも感じられ親しみやすい一本です。手土産で持って行っても、喜ばれるおいしい安ウマスパークリング。

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 8. サンテロ「天使のアスティ」

天使のアスティ
¥1,089(税込)~/甘口/イタリア

甘口スパークリングの定番「アスティ」。マスカットのやさしい甘さが楽しめるおいしいスパークリングワインです。ケーキやフルーツと一緒に食べてもよし、食前酒として前菜に合わせるのもおすすめ。アルコール度数が8%と低めなので、お酒が弱い方も飲みやすいですよ。

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 9. ロジャー・グラート「カヴァ・ロゼ・ブリュット」

ロジャー グラート カヴァ ロゼ ブリュット [2017] ( 泡 ロゼ ) スパークリング
¥1,505(税込)~/辛口/スペイン

ロジャー・グラートのスパークリング(カヴァ)は、フランス・シャンパーニュ地方で造られるシャンパンと同じ製法で造られています。泡立ちの細かさ、香りの華やかさは、シャンパンにも負けないおいしさです。1,500円前後で、この味わいを楽しめるのは贅沢すぎます。

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自分の好みを知れば、安くておいしいワインはたくさん選べる

ただ値段で選ぶのではなく「自分の好みのワインを安いワインの中から探す」ということを考えてみましょう。自分の好みの味わいやブドウ品種などを知ることができれば、だれでも安旨ワインに出会えること間違いなしです。1,000円以下の商品でも、たくさんあります。ぜひ、探してみてくださいね。

※商品価格は、2020年10月13日時点での情報です。

私が執筆しました!

YURI
ソムリエ・チーズプロフェッショナル / YURI
資格:J.S.A.ソムリエ、C.P.A.認定チーズプロフェッショナル、食生活アドバイザー3級。『もっと楽しく、もっと気軽に、もっとおいしく!』をモットーに誰でもワインとチーズを気軽に楽しめるようアドバイスを発信中!ワインの輸入会社、レストラン、料理教室運営などを経験したのち、現在はフリーランスのソムリエ・チーズプロフェッショナルとして活動中。主にワイン・チーズ教室やブログ、ライターにてワインやチーズ・マリアージュなどの楽しみ方を伝えています。
【ブログ】ソムリエールYURIのちょこっとMEMO
【twitter】https://twitter.com/YURI06927640
【instagram】https://www.instagram.com/yuri.winetocheese

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