2022年09月21日

気になる2022年ボジョレー・ヌーヴォーの評価は?おすすめ10選も紹介

秋の気配が感じられると、今年のボジョレー・ヌーヴォーの評価が話題になります。天候の影響やブドウの出来はどうなのか、現地の最新情報をもとにご紹介します。2022年のおすすめワイン10選もぜひチェックしてくださいね。解禁日を心待ちにしましょう!

2022年の解禁日は11月17日(木)

ワイングラスに赤ワインが注がれている様子
iStock.com/Plateresca

ボジョレー・ヌーヴォーとは、フランス・ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で、その年に収穫されたブドウで造られた新酒のワインのこと。解禁日は、毎年11月の第3木曜日とフランスの法律で定められています。

解禁日が設定された理由

もともとボジョレー・ヌーヴォーは、地域の人々がブドウの収穫を祝い、楽しむためのワインでした。やがて評判が広まり、世界中で愛飲されるようになると、早く流通させようと販売競争が激化したのです。

質の悪いワインが出回るようになったため、1967年にフランス政府は解禁日を1115日と制定し、それより前の出荷を禁止しました。

11月の第3木曜に変更

解禁日である1115日が土日や祝日に当たると、今度は輸送や流通が滞ってしまいます。そのため、1985年に解禁日は11月の第3木曜日午前0時と制定されたのです。古くから厳しい規定を設け、トップレベルの品質を誇るワイン大国フランスならではですね。

解禁日の豆知識はこちら

2022年のボジョレー・ヌーヴォーの評価は

フランス・ボジョレー地区のブドウ畑 
iStock.com/nobtis

14,500ヘクタールにも及ぶボジョレー地区のワイン畑。2022年はどんなストーリーが刻まれたのでしょう。現地の最新情報をもとにご紹介します。

天候

2021年は45月は寒冷で雨が多く、霜や雹(ひょう)の被害が局地的に発生しました。ブドウの実は小粒ながら、6月の気温の上昇により急速に成長。夏場は乾燥した好天に恵まれ、ブドウの成熟が順調に進みました。

不規則な天候に振り回されながら、生産者たちの並々ならぬ努力と工夫により、無事に収穫期を迎えました。

2022年は前年の霜害から回復したものの、7月は大規模な干ばつに見舞われました。1959年以来となる乾燥した気候がフランスを襲ったのです。ヨーロッパ全土で猛威を振るった記録的な熱波の影響も懸念されるなか、畑の衛生状態は全土でほぼ良好で、2021年よりも収穫量は多くなると見込まれています。

2022年の出来映え予想

生産量は少なめとなるものの、糖と酸のバランスのとれた、フルーティで口当たりのよい、典型的なボジョレーらしいワインの生産が見込まれています。

毎年発表されるキャッチコピーとは

11月の解禁日が近づくと、毎年話題になるのがキャッチコピー。ボジョレーワイン委員会が、その年のボジョレー・ヌーヴォーの出来や特徴などを評価したうえで発表する、いわば「うたい文句」です。

これまでどんなキャッチコピーがあったのか、2000年からのキャッチコピーを一挙プレーバック!

2000年 「今世紀最後の新酒ワインは色鮮やか、甘みがある味」
2001  「ここ10年で最高」
2002  「過去10年で最高といわれた01年を上回る出来栄え」「1995年以来の出来」
2003  100年に1度の出来、近年にないよい出来」
2004  「香りが強く、なかなかの出来栄え」
2005  「ここ数年で最高、タフな03年とはまた違い、本来の軽さを備え、これぞ『ザ・ヌーボー』」
2006  「今も語り継がれる76年や05年に近い出来」
2007  「やわらかく果実味が豊かで、上質な味わい」
2008  「豊かな果実味とほどよい酸味が調和した味」
2009  「過去最高といわれた05年に匹敵する50年に1度の出来栄え」
2010  2009年と同等の出来」「今年は天候がよかったため、昨年並みの仕上がり。爽やかでバランスがよい」
2011  100年に1度の出来とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え」「出来がよく、豊満で絹のように滑らかな味わい」
2012  「史上最悪の不作だが、糖度と酸度のバランスがよく軽やか」
2013  「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」
2014  2009年の50年に一度の出来を超える味わい」「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい」
2015  「今世紀で最高の出来」
2016  「エレガントで酸味と果実味のバランスがとれた上品な味わい 」
2017  「豊満で朗らか、絹のようにしなやか。しかもフレッシュで輝かしい 」
2018  「理想的な条件のもと、素晴らしいヴィンテージへの期待高まる」
2019年 「量は少なくても品質は有望な出来栄えに」
2020年  「偉大なヴィンテージ 濃縮ワイン」
2021年  「挑戦の末たどり着いた、納得のヌーヴォー」

最高の出来もあれば、不作の年もあるのがわかります。キャッチコピーを参考にして、その年の特徴を感じながら味わってみるのもオツなものです。実際に飲んでみてどう感じるかは、その人次第。出来たてのフレッシュな味を、気軽に楽しみましょう!

ボジョレー・ヌーヴォーのおいしい飲み方

赤ワイン入りのグラスで乾杯している様子 
iStock.com/ globalmoments

ボジョレー・ヌーヴォーは、冷蔵庫で軽く冷やしてから飲むのがおすすめです。収穫したばかりのブドウから造られるため、渋みが少なく、冷やしたほうがフレッシュでフルーティな味わいを楽しめます。10℃から14℃くらいの温度に冷やして味わってみてくださいね。

ボジョレー・ヌーヴォーに合う料理

フレッシュさが持ち味のボジョレー・ヌーヴォーには、凝った料理より、シンプルで軽めの料理がよく合います。和食をはじめ、シーフードや鶏肉料理、サラダ、フレッシュタイプのチーズやカットフルーツなどと好相性です。気軽におうちご飯と合わせてみてください。

ボジョレーヌーヴォーに合う料理はこちら

ボジョレー・ヌーヴォーはいつまでに飲むのがいいか

ボジョレー・ヌーヴォーは時間とともに熟成するタイプではなく、早飲みを前提に造られるワインです。そのため、未開封であっても解禁日の年内に飲み切るのがベスト。その年に収穫されたブドウで造られる新酒のワインなので、その年に味わい尽くしましょう。

2022年おすすめボジョレー・ヌーヴォー10選

ボジョレー地区のブドウ品種、ガメイ100%でつくられるボジョレー・ヌーヴォー。多様なニーズに合わせ、さまざまなラインアップが魅力です。予約販売が可能ですよ。

1. アンリ・フェッシ ボジョレー・ヌーヴォー 2022


¥2,950(税込)~/赤/フランス

高品質なワイン造りに定評のある名門ワイナリー、アンリ・フェッシのボジョレー・ヌーヴォー。手摘み収穫と伝統的な醸造法にこだわり、豊かな果実味としなやかな口当たりが特徴です。生ハムや鶏肉のグリルなどとのマリアージュをぜひお試しください。

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2. ラブレ・ロワ ボジョレー・ヌーヴォー 鮮 酸化防止剤無添加 2022


¥3,801(税込)~/赤/フランス

酸化防止剤無添加、ヴィーガン認証取得のボジョレー・ヌーヴォーです。醸造を手掛けるのは、ラブレ・ロワ社のチーフワインメーカー、ブリジット・プッツ氏。2022年は、タレントのIKKOとのコラボレーションが実現しました。醸造中の酸化を防ぐ独自の製法を取り入れています。トマト系の料理やハンバーグなどと合いますよ。

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3.ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー キュヴェ サントネール 2022


¥4,070(税込)~/赤/フランス

ボジョレー・ヴィラージュ地区のなかでも、最高区画にある樹齢100年(サントネール)超えの古木のブドウを使用。凝縮感のある果実味が溶け込んだ、ワンランク上の味わいを楽しめます。造り手は、ボジョレーに本拠地を置く名門、ルイ・テット。肉料理全般と好相性です。

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4. ジョルジュ デュブッフ ボジョレー・ヌーヴォー 2022

¥3,240(税込)~/赤/フランス

ボジョレー全域から選び抜かれた良質なブドウのみをセレクトし、軽やかでフルーティな味わいが特徴。「ボジョレーの帝王」とも呼ばれるジョルジュ・デュブッフ氏が、品質にこだわり醸造した一本です。ピュアな果実味とやさしい味わいが楽しめます。チキンやきのこ料理と好相性。

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5. ルロワ ボジョレー ヴィラージュヌーヴォー プリムール 2022


¥6,435(税込)~/赤/フランス

ブルゴーニュの至宝と称される名門ワイナリー「ルロワ」が手がけるヌーヴォーです。完璧主義者として知られるマダム・ビーズ・ルロワが納得した味わいのものだけが瓶詰めされます。甘酸っぱい風味、濃密な果実味、繊細でバランスのとれた味わいが特徴です。

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6.ジョセフ・ドルーアン ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー 2022

 
¥3,760(税込)~/赤/フランス

1880年にブルゴーニュワインの中心地ボーヌに創立された「メゾン・ジョゼフ・ドルーアン」。各々のテロワールが生み出す本来の個性を最大限に引き出し、伝統を守りながらエレガンスの追求することに全霊をかけて取り組んでいます。ボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーは、1959年の誕生以来世界中で愛され続けている一本です。

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7.オマージュ・ア・アンリ・ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ 2022

 
¥6,946(税込)~/赤/フランス

パリのブラッスリーをはじめ、高級ホテルやレストランでも人気を博すアンリ・フェッシのボージョレワイン。自社畑で平均樹齢80年の古木から収穫されたぶどうを厳選して醸造しています。古木は一本あたりの収穫量が少なく、根が土壌深く伸びていることから、濃厚で複雑味を帯びた味わいに仕上がるのが特徴です。

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8. シャサーニュ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2022

 
¥1,870(税込)~/赤/フランス

ランティニエ村でワイン造りを行う家族経営の小さなドメーヌ「シャサーニュ」が手がけた一本。ほかのボジョレー・ヌーボーに比べて明らかに濃く、抜群のボリューム感があります。爽やかで飲みやすい通常のボジョレーの印象とは一線を画します。

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9.ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌ ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー 2022


¥3,080(税込)~赤/フランス

ヌーヴォーのイメージを覆す力強く奥深い味わいのマドンヌのヌーボー。12〜14日の発酵期間を経て、エキス分の多い柔らかなタンニンを生み出します。時間をかけて丁寧に造られるゆえ、凝縮した味わいに。濾過を減らせるよう、最も澄んだ状態になるタイミングに瓶詰めをするという徹底ぶりです。

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10.ルー・デュモン ボジョレー・ヌーボー ヴィエイユ・ヴィーニュ 2022


¥4,300(税込)~/赤/フランス

ボジョレー・ヌーヴォーの歴史上初となる日本人の造り手 仲田晃司さんが手がけた一本。2006年に初めてボジョレー・ヌーボーをリリースして以来、さまざまなメディアから注目を集め続けてきました。フレッシュさが特徴の通常のボジョレー・ヌーボーとは違い、飲み応えのある濃厚な渋みと上品な酸味を兼ね備えています。

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年に一度のお楽しみはもうすぐ!

ブドウは農作物です。毎年、天候による影響を受けながらも、生産者たちは品質を追求するための努力と工夫を惜しみません。その甲斐あって、2022年のボジョレー・ヌーヴォーの評価は上々です。

解禁日に、さまざまなボジョレー・ヌーヴォーが店頭に並ぶ様子は、まさに秋の風物詩。世界最大の輸入大国である日本ならではですね。さあ、今年はどの1本で乾杯しますか?

※商品価格は、2021年10月7日時点での情報です。 

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