2021年01月23日

知ればもっと好きになる!ブルーチーズの基礎知識とおいしい食べ方

独特の風味と味わいで人気を集め、個性あふれるブルーチーズ。食材やワインとの合わせ方、調理方法によってその楽しみ方は無限大です。本記事ではブルーチーズの種類から保存方法、おすすめの商品まで幅広くご紹介します。

ブルーチーズとは

カッティングボードに置かれたブルーチーズ 
iStock.com/victoriya89

ブルーチーズとは、牛乳や羊乳からチーズを作る過程で青カビを入れて熟成させたもの。表面ではなく、内側に穴を開けてカビを繁殖させることで、独特の風味を生み出すことができます。ブルーチーズならではの刺激や強い塩味がクセになる、というファンの方も多いのではないでしょうか。

なぜブルーチーズのカビは食べられるの?

一般的には有害なものというイメージがあるカビですが、ブルーチーズに繁殖したカビは特殊な働きにより毒素を出さないため、食べても問題ありません。

ただし、ブルーチーズに白やピンクのカビが発生してしまった場合は要注意。同じカビとはいえ、有害なものとされるので口にしないよう気をつけてください。

ブルーチーズの種類

ブルーチーズには、世界三大ブルーチーズといわれるメジャーなものをはじめとして、さまざまな種類のものがあります。

世界三大ブルーチーズ

【イタリア】ゴルゴンゾーラ

マイルドな甘みと控えめな塩分により、世界三大ブルーチーズの中でもっとも食べやすいとされているゴルゴンゾーラチーズ。イタリアのゴルゴンゾーラ村が原産地で、クリーム色の表面に筋状の青カビが入っている見た目が特徴です。

また、ゴルゴンゾーラチーズは、青カビが少なめでマイルドな「ゴルゴンゾーラ・ドルチェ」と、青カビが多めで辛みが強い「ゴルゴンゾーラ・ピカンテ」の2つの種類に分けられます。一般的に見かけることが多いのは、マイルドな「ゴルゴンゾーラ・ドルチェ」です。

【フランス】ロックフォール

原料は羊乳。コクのあるミルクと共に感じられる、刺激的な青カビの風味・強めの塩味がロックフォールチーズの特徴です。ブルーチーズ特有の特徴的な風味が存分に感じられるとして、ブルーチーズ好きの方にはたまらない味わいだそう。

原産地はフランス南部のロックフォール・シュール・スールゾン村。フランス最古のチーズといわれており、羊飼いが洞窟の中に置き忘れたチーズに、青カビが付着したことがはじまりといわれています。この洞窟で作られた青カビを使用したチーズだけが、ロックフォールチーズを名乗ることができるのだそう。

【イングランド】スティルトン

青カビの控えめな刺激と濃厚なコクの融合が味わい深いスティルトンチーズ。ねっとりとした食感や、茶色の表面に大理石のような美しい青カビ模様が見られることが特徴です。

イギリスを原産としたブルーチーズで、指定された3州で生産されていることや、使用する牛乳は低温殺菌をされているものである必要があるなど、厳格な基準を設けられています。

また、このスティルトンは「食べると変な夢を見る」可能性が高いチーズともいわれているとか。英国チーズ委員会からも正式に公表されているこのリサーチ。気になる方はぜひ一度調べてみては?

その他の代表的なブルーチーズ

【フランス】ブルー・ドーヴェルニュ

フランスで有数のチーズ産地であるオーヴェルニュ地方で作られるブルーチーズ。ロックフォールをヒントにして作られたといわれています。見た目は濃いめの青カビがチーズの全体に広がっていますが、刺激は少なく口当たりもまろやかなので、初心者でも食べやすいブルーチーズです。

【スペイン】カブラレス

スペインのカブラレス地方で作られているブルーチーズです。生産している地域が少ないことから、「幻のチーズ」とも称されています。

通常のブルーチーズが内側からカビを繁殖させるのに対し、カブラレスの場合は表面から内側に向かってカビを繁殖させる製法で作っています。青カビ独特の風味もかなり強めで、刺激的なブルーチーズです。

【イギリス】シュロップシャー・ブルー

イギリスのイングランドで生産されているブルーチーズ。鮮やかなオレンジ色と青カビのコントラストが特徴的です。スティルトンと同じメーカーが製造しているため味わいは似ていますが、少し水分が多めの口あたりになっています。また、独特の風味や刺激が少なめなので、非常に食べやすいチーズです。

【フランス】フルム・ダンベール

フランスのオーベルニュ地方を産地とし、「高貴なブルーチーズ」とも呼ばれているブルーチーズ。円筒状でめずらしいかたちをしているのが特徴です。青カビが全体にまんべんなく広がっていますが、刺激が少なく甘味もある食べやすい味わいになっています。

ブルーチーズの食べ方

ブルーチーズを使ったサラダ
iStock.com/Manuta

そのまま・はちみつをかけて

まずはお好みの大きさにカットして、そのまま食べてみましょう。また、ピリッとした青カビの刺激には、まろやかなはちみつも相性抜群。チーズにかけるだけでおやつとしてもワインのおつまみとしても楽しむことができます。簡単にチャレンジできるので、ブルーチーズ初心者の方にもおすすめです。

カナッペやサラダにトッピング

普段の食事にブルーチーズをプラスする食べ方もおすすめです。たとえば、バゲットをトーストで焼いてカリッとさせた上にブルーチーズをトッピングしてカナッペに。また、ナッツ類やオリーブオイル等を加えたサラダにブルーチーズをトッピングして一味違うサラダにも。

夕食のひと品や昼食の前菜として加えてみると、いつもと少し違う食事になって楽しいかもしれませんね。

加熱してソースやパスタにも

ブルーチーズはちょっとしたおつまみだけではなく、メインの食事としていただけることも魅力のひとつです。おすすめは、ブルーチーズに生クリーム、塩胡椒を加えて加熱するだけでできるチーズソース。

お好みの具材を加えてパスタに絡めたり、グラタンのソースとして活用すると、そのまま味わうのとはまた違うおいしさを堪能することができます。

ブルーチーズとワインの合わせ方

ブルーチーズは濃厚な風味としっかりとした塩味が特徴のため、基本的には甘口のワインと合わせるとバランスがよいのでおすすめです。また、種類が豊富なブルーチーズは、それぞれの種類によってより味をより引き立ててくれるものが異なります。

・ゴルゴンゾーラ
マイルドなゴルゴンゾーラ・ドルチェには、フルーティーな赤ワインやスパークリングの赤ワインを。青カビ特有の刺激を楽しめるゴルゴンゾーラ・ピカンテには、フルボディの赤ワインと相性がよいです。

・ロックフォール
羊のミルクを使用し、塩分が強めのロックフォールには、甘口のワインや中程度〜重めの赤ワインがぴったりです。なかでも、ポートワインやデザートワインと合わせると、チーズの甘味が引き出されたマリアージュを楽しむことができます。

・スティルトン
濃厚な味わいのスティルトンは、甘めの赤ワインと合わせるのがおすすめ。
なかでも、甘口のデザートワインである貴腐ワインの「ソーテルヌ」との相性は抜群。貴腐ワインには「貴腐菌」というカビが付着しており、青カビの風味と合うことでお互いの味をより引き立てることができます。

ブルーチーズを食べる際の注意点

保存方法

食べきれなかったブルーチーズは乾燥しないように保存する必要があります。ラップもしくはアルミ箔でしっかりと包み、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。ブルーチーズの青カビはほかの食品にうつりやすいため、ジッパー付きの袋で密閉保存するとさらによいです。

また、ブルーチーズは徐々に熟成が進むにつれて水分が出てきやすい状態になります。キッチンペーパーでしっかりと水分を取り除いてから保存することも保存のポイントです。

賞味期限

未開封の場合の賞味期限は、一般的に10日〜2週間程度です。一度開封した場合は熟成や発酵が進んでいくので、なるべく1週間以内に食べきることをおすすめします。

ただ、青カビではなく白カビが発生していたり、味わいが通常より刺激の強いものになっている場合は腐ってしまっている可能性があるので要注意。おいしく楽しむために、適切に保存しておけるとよいですね。

通販で買えるおすすめのブルーチーズ5選

1. チェスコ ジェラールブルーチーズ


¥1,592〜/フランス

フランスのローヌ・アルプス地方で作られたブルーチーズです。青カビチーズのコクと白カビチーズを合わせて熟成・発酵させており、まろやかなコクのマリアージュが絶品。ブルーチーズ特有の刺激が少なめかつ、開封時が食べごろのロングライフタイプなので、初心者の方でもチャレンジしやすい商品です。

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2. 小林牧場物語 超熟成手づくりブルーチーズ

小林牧場物語 超熟成手づくりブルーチーズ
¥2,333〜/日本

北海道の江別市にある小林牧場で生産された生乳を100%使用し、独自の熟成方法で作り上げられたブルーチーズです。小林牧場では自然のサイクルや牛にストレスがかからないことを意識した、こだわりの飼育を行っています。青カビ特有の風味や塩味とチーズの濃厚なコクの味わいは、そのままいただくのはもちろんはちみつやバゲットと合わせていただくのもおすすめです。

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3. アトリエ・ド・フロマージュ ブルーチーズ

アトリエ・ド・フロマージュ ブルーチーズ 
¥1,512〜/日本

長野県のアトリエ・ド・フロマージュが作るブルーチーズ。フランスの国際ナチュラルチーズコンテスト「モンディアル・デュ・フロマージュ」の最高賞であるスーパーゴールド賞をはじめとし、国内外で数々の翔を受賞した商品です。

ホルスタイン種と自社牧場のジャージー種をブレンドして作られており、そのまろやかな味わいと青カビ独特の刺激が融合してとても食べやすいことが特徴。世界に認められた日本のブルーチーズ を、一度試してみませんか?

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4. イゴール / ゴルゴンゾーラチーズ

イゴール / ゴルゴンゾーラチーズ 
¥702〜/イタリア

イタリアの伝統企業が作るゴルゴンゾーラチーズです。最高の品質を目指し、何世紀にも及ぶ伝統的な製法のもと、スケジューリング・ルーチン・検査など厳格な規定をもって生産されています。

こちらは、ドルチェタイプのゴルゴンゾーラチーズのため甘口の味わい。塩味や青カビの刺激が控えめで、加熱してソースとしていただくのがおすすめです。

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5. ガブリエルクーレ社 ロックフォールAOP

ガブリエルクーレ社 ロックフォールAOP 
¥1,167〜/フランス

フランスの高品質チーズの証「AOP」を取得しており、フランス大使館も指定する銘柄であるガブリエルクーレ社のロックフォールチーズです。羊のミルクを原料としたロックフォールチーズはなかなか街中では手に入りにくいもの。カット販売なので、家庭でもお手軽に楽しむことができますよ。

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ブルーチーズ特有の風味と味わいを楽しもう

ブルーチーズは、手ごろな価格で手に入れることができるものから本格的なものまで、街中や通販で気軽に購入することができます。自分好みの楽しみ方を探して、そのマリアージュを楽しんでみてくださいね。

※商品価格は、2021年1月19日時点での情報です。

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