2021年04月16日

世界が認める「カリフォルニアワイン」をソムリエが解説!おすすめ銘柄12選も

カリフォルニアワインは、フランスやイタリアなどの伝統的なワイン生産地ではなく、歴史が浅いがおいしいワインを造るニューワールドのトップクラスの生産地。今や、ワインを飲む方で、カリフォルニアワインの存在を知らない方はいないでしょう。価格は、1,000円台のデイリーワインから10万円を超す高級ワインまでさまざま。そんなカリフォルニアのワインについて学んでみましょう。この記事では、カリフォルニアワインの特徴、歴史、地域の特徴、おすすめワインなどを、ソムリエが詳しくご紹介していきます。

アメリカ最大のワイン産地「カリフォルニア」

カルフォルニアのワイナリー
iStock.com/Bjorn Bakstad

現在アメリカ・カリフォルニア州では、約5,200のワイナリーが存在しています(2018年時点)。アメリカ全土を見ても生産量は多いですが、その約80%はカリフォルニア州で生産されています。重厚で濃厚なカベルネ・ソーヴィニヨンが特に有名です。ほかの国とは違う、果実味の甘味と力強いタンニン(渋味)も特徴的ですよ。

カリフォルニア州で造られる白ワインは、シャルドネ種のものが多いです。木樽での熟成を感じるバニラやハチミツ、トーストなどの甘味と香ばしさが楽しめるものが多く人気がありますよ。現在は、濃厚パワフルな味わいだけではなくエレガントで、土壌やブドウ本来の味わいに忠実に造るワイナリーも増えてきています。

価格帯は、1,000円以下〜希少ワインは100万円前後のものまで。造り手や生産地域、ブドウ品種などいろいろな角度から、カリフォルニアワインは愛されています。

カリフォルニアでのワインの歴史

ナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨン
iStock.com/bmdesign

フランス、イタリア、ドイツ、スペインなどと比べるとカリフォルニアワインの歴史は浅く、18世紀後半からと言われています。19世紀後半頃からゴールドラッシュによる人口の急増もあり、ワイン需要が上がり、ワイナリーも増えていきました。

しかし、フィロキセラというアブラムシの一種がブドウの木を壊滅させてしまったり、禁酒法により国内でのワイン販売が禁止になったりなど、ワイン生産者にとってはトラブル続きの時期が続きます。

世界的に評価されたきっかけとして有名なのが、パリで開催されたブラインドテイスティングイベント。フランスの有名ワインとアメリカ・カリフォルニアワインを銘柄を見ずに飲み比べるというもの。そこで、カリフォルニアワインが赤白部門どちらも1位を取ったのです。そこから一気にアメリカ・カリフォルニアワインの知名度は上がり、全世界で飲まれるようになりました。

代表的な産地とワインの特徴

カルフォルニアのワインのコルク
iStock.com/Werhane

カリフォルニア州のワイン産地は、ノース・コースト、セントラル・コースト、サウス・コースト、シエラ・フットヒルズ、セントラル・ヴァレーの大きく5つに分けられます。以下では、各地域の特徴をご紹介していきますね。

ノース・コースト

ノース・コーストは、メンドシーノ、ソノマ、ナパ、ソラノ、レイクの5つのカウンティでワインを生産しています。特に世界的にも有名なのは、ナパ・カウンティとソノマ・カウンティです。

ナパ・カウンティは、面積は小さいですが、約480ものワイナリーがひしめき合い、高級ワインも多く造られています。気候や土壌はさまざま。南部は海からの影響が強く冷涼、北部に進むにつれて気温が上昇し気温差は10度くらいにもなり、さまざまな気候が混在していることが分かります。主要ブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨンが約50%を占め、その他はメルロ、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなどの高級なブドウ品種が造られていますよ。

ソノマ・カウンティは、ナパ・カウンティの2倍以上の面積を持つ、とても大きいワイン産地。太平洋岸から冷涼な海風が吹き込むことから、全体的に冷涼な地域となります。比較的温暖な内陸部では、カベルネ・ソーヴィニヨンやジンファンデル、ソーヴィニヨン・ブランなどが造られ、冷涼な地区ではシャルドネを多く造っています。また、近年ではピノ・ノワールが注目を集めている産地でもありますよ。

ワインの特徴

ノース・コーストは、土壌、気候、造り手などさまざまな影響から個性豊かなワインが多く造られています。ナパ・カウンティは、ジューシーな果実味と濃厚でパワフルな力強い味わいのものが多く、ソノマ・カウンティでは、パワフルなワイン以外にも、エレガントなものやスパイシーな味わいのものなども造られます。

また世界的に有名な造り手も多く、カルトワインと呼ばれる希少で高級な1本50万円前後のワインも多数あるんですよ。ノース・コーストのワインを選ぶときは、地域(カウンティ)まで見て買いましょう。

セントラル・コースト

セントラル・コーストは、ノース・コーストから南に向かって大きく広がる地域。10のカウンティでワインを生産し、太平洋岸中部をほぼ占めています。

沿岸部は、冷涼な地域が多いためピノ・ノワールやシャルドネが多く造られ、内陸部は乾燥し、温暖な気候のためカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロ、ジンファンデルなどが生産されています。また、シラーやグルナッシュ、ヴィオニエなどのフランス・ローヌ地方で栽培されることの多いブドウ品種も造られていることが特徴的です。

ワインの特徴

セントラル・コーストでは、良質なピノ・ノワールが多く栽培されています。フランス・ブルゴーニュ地方で造られるピノ・ノワールよりは、果実味が強く酸味はおだやか。ほんのり甘味を楽しめるのが特徴的です。シャルドネは、造り手により味わいは変わりますが、パイナップルや桃などの華やかでフルーティーな味わいが印象的なワインが多いですよ。

カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロなども造られますが、有名なワイナリーは比較的ピノ・ノワールやシャルドネをメインで造っていることが多いです。

サウス・コースト

サウス・コーストは、カリフォルニア州南部に位置します。ロサンゼルス・カウンティやサンディ・エゴ・カウンティなど都会的なイメージがある地域ですが、ワインも造っているのです。一部の地域を除いて、とても暑く乾燥していることが特徴。主要ブドウ品種は、白ワイン用は、シャルドネ、ピノ・グリ。赤ワイン用は、カベルネ・ソーヴィニヨン、ジンファンデル、テンプラニーリョなどが栽培されています。

ワインの特徴

サウス・コーストのワインは、比較的デイリーワインが多いです。気軽に飲める1,000円台〜2,000円台のものがメインで、毎日の食卓に出せるような飲みやすいものが生産されています。また、果実味が豊かで赤白ともにフルーティーなワインが多いのも特徴。飲みやすく、気軽に購入できるのが嬉しいですね。

シエラ・フットヒルズ

シエラ・フットヒルズは、シエラネバダ山脈の西側にある8つのカウンティでワインを生産しています。山に点在するため、標高が1,200mもある栽培地もありますよ。こんな山のある場所にブドウ畑を造った理由は、1840年代〜50年代までこのエリアはゴールド・ラッシュのため栄えた場所でした。それにより、人口の増加とワイン重要が高まりブドウを植えられたと言われています。

主要ブドウ品種は、ジンファンデル。フィロキセラの影響を受けたにもかかわらず、生き残ったブドウの樹もあり、100年を超える樹齢を持つジンファンデルもいる歴史深い産地です。

ワインの特徴

アマドア・カウンティにあるカリフォルニア・シェナンドア・ヴァレーは、歴史の長いワイナリーが多く集まっています。樹齢の長い樹の畑も多く、ジューシーな果実味かつ深みとコクを持ち合わせたジンファンデルが造られていますよ。

セントラル・ヴァレー

セントラル・ヴァレーは、柑橘類や野菜、ナッツ、果実などの農産物が栽培されている広大な地域です。また、干しブドウや生食用のブドウの生産も多いです。

ワインは、大量生産型のデイリーワインが多く、機械化されたブドウ栽培管理と近代的な醸造方法などにより、安定した品質のワインが生産されています。主要ブドウ品種は、赤ワイン用はカベルネ・ソーヴィニヨンやジンファンデル、メルロ。白ワイン用は、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランが多いですが、近年ではスペインで多く造られるアルバリーニョも注目を集めていますよ。

ワインの特徴

セントラル・ヴァレーのワインは、デイリーワインがメイン。熟成に向くワインというよりは、すぐ飲んでおいしいワインが多く造られることが特徴的です。

南北に長く続くセントラル・ヴァレーは、土壌もさまざまでいろいろな味わいのワインが造られています。比較的果実味が豊かなので、飲みやすいものが多いです。赤ワインで有名な産地ローダイでは、近年では赤ワインが2/3、白ワインが1/3と白ワインの生産量を増やしています。

アメリカのワイン法

収穫されたブドウ
iStock.com/Dennis Swanson – Studio 101 West Photography

アメリカのワイン法は1978年に制定されたばかりで、歴史は浅いです。産地の規定および表示、ブドウ品種と収穫年度の記載などが規制され、TTB(アルコール・タバコ課税及び商業取引管理局)が品質を管理しています。フランスやイタリアなどヨーロッパのように、ブドウ品種や栽培方法、醸造方法などを規定するもとは違いますので注意しましょう。

アメリカのワイン法の中でも、特に知っておいた方がワインを購入しやすくなる「産地名の表示」「ブドウ品種名の表示」「収穫年の表示」の3つの規定について詳しくご紹介します。

産地名の表示

アメリカのワイン法では、国名、州名、カウンティ名、AVA名、畑名の順に規定が厳しくなります。AVAとは、地理や気候によりブドウ栽培の条件が変わってくるエリアを境界線で分けているものです。では、どのように規定が変わるか見ていきましょう。

国名、州名、カウンティ名の場合は、表示されている産地内で収穫されたブドウが75%以上使用されていることが条件です。AVA名の表示は、AVA内で収穫されたブドウを85%以上使用。畑名の表示は、95%以上同一畑で収穫されたブドウの使用。以上が規定されています。しかし、カリフォルニア州は州名を表示する場合、100%州内のブドウを使用しなければならないと規定され、厳しく管理されていることも特徴的です。このように、ラベルに記載してある産地のブドウが100%使用されていないこともあるということを覚えておきましょう。

ブドウ品種名の表示

ブドウ品種をラベルに表示する場合は、TTB(アルコール・タバコ課税及び商業取引管理局)がワイン用のブドウと認めたブドウ品種を75%以上(一部例外あり)使用していなければいけません。なので、ラベルに表示されているブドウ品種は100%ではないこともあるということを覚えておきましょう。

収穫年の表示

上記で説明した、生産地であるAVA名を表示している場合は、同一年に収穫されたブドウを95%以上使用していることが条件です。AVA名以外の生産地を表示している場合は、同一年の収穫されたブドウを85%以上使用することとなります。

このように、生産地がAVA名を表示していても、同一年収穫100%ではなくてもいいということになるのです。なので、バースデーヴィンテージや記念の年のワインなどを購入する場合は、100%同一年収穫のブドウなのか調べた方が安心ですよ。

デイリーワインにも!初めての人におすすめな有名銘柄4選

1. ケンダル・ジャクソン「ヴィントナーズ・リザーブ・シャルドネ」

ケンダル・ジャクソン ”ヴィントナーズ・リザーブ” シャルドネ  
¥2,475~(税込)/白・辛口/アメリカ

コストパフォーマンス抜群の濃厚でフルーティーな白ワイン。世界的にも有名なケンダル・ジャクソン手がけるスタンダードランクの一本。トロピカルフルーツやパイナップルなどの、華やかでほんのり甘味を感じるシャルドネがたまりません。樽のニュアンスもしっかり感じられ、濃厚で飲みごたえもあるおいしい白ワインですよ。

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2. ラ・クレマ「ピノ・ノワール」

ラクレマ
¥3,135~(税込)/赤・ミディアムボディ/アメリカ

ソノマ・コーストで造られる上品なピノ・ノワール。酸味はおだやかで、フランス・ブルゴーニュ地方で造られるピノ・ノワールが苦手な方でもおいしく飲めるはず。熟したチェリーやザクロ、スパイスなど、果実が凝縮された旨味が詰まった一本。少し冷やして、すき焼きや焼鳥のタレなどにも合わせてもおいしく飲めますよ。

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3. フランシス・コッポラ「ソフィア・ブラン・ド・ブラン」

フランシス・コッポラ ソフィア ブラン・ド・ブラン
¥2,970~(税込)/白泡・辛口/アメリカ

映画監督であるフランシス・コッポラが手がけるワイナリー。こちらのスパークリングワインは、娘であるソフィア・コッポラのために造られた一本。パッケージやラベルもかわいらしく、味わいも上品。泡立ちも強すぎないので、フルーティーで飲みやすいですよ。ギフトやお手土産にもおすすめです。

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4. ロバート・モンダヴィ「プライベート・セレクション・カベルネ・ソーヴィニヨン」

ロバート・モンダヴィ プライベート・セレクション カベルネ・ソーヴィニヨン
¥2,092~(税込)/赤・フルボディ/アメリカ

世界中で愛されている生産者ロバート・モンダヴィが手がける、プライベート・セレクション。デイリーワインから高級なワインまで幅広く造るモンダヴィが、親しい人たちと飲むために造られたものです。カベルネ・ソーヴィニヨンで造られるこちらのワインは、チェリーやプラムなどの濃厚な果実味と樽由来の香ばしい風味が楽しめます。2,000円台でこの味わいは、リピートしたくなる一本です。

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みんなの憧れ!高級カリフォルニアワイン4選

5. 「オーパス・ワン」

オーパス・ワン
¥53,727~(税込)/赤・フルボディ/アメリカ

カリフォルニアワインの父と呼ばれるロバート・モンダヴィとフランス・ボルドー地方メドック格付け1級「シャトー・ムートン」を所有するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドがコラボして実現した有名なワイン。ファンも多く、ケース(12本)でまとめて購入する方もいるくらいです。

ブラックベリーやブラックカシスなどの濃厚で渋味のある果実味とスパイス、チョコレートなどの複雑な味わい、オーク樽を100%使用していることで香ばしさ、焼き菓子のニュアンスを楽しめます。熟成にも耐えられる、パワフルで濃厚な赤ワインです。

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6. オー・ボン・クリマ「ラーム・ド・グラップ・ピノ・ノワール・サンタ・リタ・ヒルズ」

ラーム ド グラップ ピノ ノワール サンタ リタ ヒルズ オー ボン クリマ
¥20,240~(税込)/赤・ミディアムボディ/アメリカ

通称A.B.C.ワインとも言われ、三角のラベルと重いボトルが印象的なワイナリーです。オー・ボン・クリマを造るクレンデネン氏は、フランス・ブルゴーニュで修行をし、ブルゴーニュの神様といわれるアンリ・ジャイエ氏に指導してもらった経緯もある凄い造り手。

オー・ボン・クリマは、エレガントで繊細なものが多いですが、こちらのワインはイチゴやチェリーなどの果実味と酸味の中にパワフルなタンニン(渋味)も感じられるスタイル。熟成をすることで、タンニンが溶け込み複雑さが増すので、じっくり寝かせて飲んでほしい一本です。

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7. キスラー・ヴィンヤーズ「ソノマ・コースト・レ・ノワゼッティエール・シャルドネ」

ソノマ・コースト レ・ノワゼッティエール シャルドネ / キスラー・ヴィンヤーズ
¥14,300~(税込)/白・辛口/アメリカ

カリフォルニア界の白ワインの名手である、キスラー・ヴィンヤーズ。シャルドネといっても種類が豊富で畑も複数所有し、いろいろなタイプのシャルドネを手がけます。その中でも、ノワゼッティエールは、ハチミツや完熟した黄桃、ヘーゼルナッツ、焼きたてのパンなどの風味が絶品です。余韻も長く、芳醇で濃厚なシャルドネを堪能できますよ。

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8. カレラ「ピノ・ワール・ジェンセン」

カレラ ピノノワール ジェンセン
¥21,800~(税込)/赤・ミディアムボディ/アメリカ

カレラは、カリフォルニアのロマネ・コンティとも呼ばれる、絶大的な人気を誇るワイナリー。ロマネ・コンティを造るドメーヌ・ド・ロマネ・コンティやドメーヌ・デュジャックなどで働いた造り手が手がける、繊細で美しいブルゴーニュのようなワインが多く造られます。

ジェンセンは、クランベリーやイチゴ、ブラックベリー、紅茶やハーブなどフレシュな果実味と酸味のなかに、奥深さや余韻の長さを感じられる一本。エレガントなカリフォルニアワインを飲んでみたい方に、おすすめですよ。

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いろいろな味に挑戦するなら!個性豊かなカリフォルニアワイン4選

9. シャイド・ヴィンヤーズ「ゲヴュルツトラミネール」

シャイド ヴィンヤーズ ゲヴュルツトラミネール
¥2,068~(税込)/白・やや辛口/アメリカ

カリフォルニア州では珍しい、ゲヴュルツトラミネールで造られた白ワイン。シャイド・ヴィンヤーズは、土壌にあったブドウ品種をいろいろ栽培しており、カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワール、シャルドネなどの国際品種のほかにゲヴュルツトラミネールやアルバリーニョなども手がけています。

こちらのワインは、ゲヴュルツトラミネール特有であるライチやバラの花などの風味のほかに、シトラスやスイカズラ、トロピカルフルーツなどの爽やかさと華やかさも楽しめる一本。ほんのり甘く飲みやすい白ワインですよ。

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10. クロ・デュ・ヴァル「ジンファンデル・ノースコースト」

クロ・デュ・ヴァル ジンファンデル ノースコースト
¥3,382~(税込)/赤・フルボディ/アメリカ

フランスワインに勝利した有名ワイン。上記の歴史部分で触れましたが、1972年に開催されたテイスティングインベントの再戦(1986年)にて、クロ・デュ・ヴァルのカベルネ・ソーヴィニヨンが1位を獲得したことでも有名なワイナリーです。

世界的にも有名なクロ・デュ・ヴァルが手がけるジンファンデルは、赤系の果実味とスパイシーな味わいを口いっぱいに感じられます。タンニンはありますが、まろやかなので飲みやすくバランスの良いワインですよ。

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11. スタッグス・リープ「ナパ・ヴァレー・プチ・シラー」

スタッグスリープ ナパ ヴァレー プチ シラー
¥5,519~(税込)/赤・フルボディ/アメリカ

フランスに勝利し、世界にアメリカワインの素晴らしさを認めさせたワイナリー。上記歴史部分でも触れましたが、パリで開催されたテイスティングインベントで名だたるフランスワインの勝利し、1位を獲得した造り手でもあります。

こちらのワインは、プティ・シラーという珍しいブドウ品種主体で造られる赤ワイン。赤黒系の果実味が広がり、ラズベリーやブルーベリーの甘味と酸味を感じられ、ほんのり樽のニュアンスを楽しめる一本。味わいはパワフルですが、繊細さも兼ね備えたおいしいワインです。

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12. ウィンド・チェイサー「ピノ・グリ」

ピノ・グリ 2017 ウィンド・チェイサー カリフォルニア
¥4,700~(税込)/白・辛口/アメリカ

カリフォルニアで造られる白ブドウ品種の生産量第3位でもあるピノ・グリ。ウィンド・チェイサーが手がけるピノ・グリは、天然酵母による自然な発酵で造られた一本です。ミネラル感が豊かで、レモングラスや柑橘系の爽やかな風味を楽しめます。土壌の味わいに忠実な、奥深い味わいの白ワインですよ。

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おすすめの飲み方

テイスティンググラスが机に並ぶ
iStock.com/Delpixart

カリフォルニアワインは、地域で味わいがさまざまに変化します。ワイングラスは、それぞれのブドウ品種に合わせて使うのがおすすめです。特に有名なナパ・ヴァレーの赤ワインは、濃厚でパワフルなものが多く、フランス・ボルドーで造られるブドウ品種が多く栽培されるので「ボルドーグラス」で飲むことでおいしく飲めますよ。またシャルドネは、樽の効いた芳醇なタイプのものが多いので、大ぶりの「ブルゴーニュグラス」や「シャルドネグラス」を使用するとより香りと味わいを楽しめます。

飲む温度は、赤も白も冷やし過ぎはNG。温度が冷えすぎていると、香りも味わいもいい状態では楽しめません。白ワインなら、10〜14度くらい。赤ワインは、17〜20度くらいがおすすめです。

食事との合わせ方は、赤ワインならステーキやハンバーグなどの力強いお肉料理。白ワインは、チキンのグリルや魚介のバターソテーなどがおすすめですよ。あっさりめの味わいの料理だと、ワインに料理が負けてしまうことがあるので、カリフォルニアワインには味わいのしっかりした料理を合わせるのがポイントです。

地域と造り手で個性が変わるおいしいワイン

カリフォルニアワインの歴史は浅いですが、ニューワールドの中ではトップクラスを誇ります。パワフルで重厚なものから繊細な果実味豊かなものまである赤ワイン。芳醇で余韻の長い白ワイン。地域や造り手によって、さまざまな個性を楽しめるワインが多いです。ぜひ、地域やブドウ品種までこだわってカリフォルニアワインを選んでみましょう。さらにカリフォルニアワインのファンになれるかもしれませんよ。
※商品価格は、2021年4月7日時点での情報です。

私が執筆しました!

YURI
ソムリエ・チーズプロフェッショナル / YURI
資格:J.S.A.ソムリエ、C.P.A.認定チーズプロフェッショナル、食生活アドバイザー3級。『もっと楽しく、もっと気軽に、もっとおいしく!』をモットーに誰でもワインとチーズを気軽に楽しめるようアドバイスを発信中!ワインの輸入会社、レストラン、料理教室運営などを経験したのち、現在はフリーランスのソムリエ・チーズプロフェッショナルとして活動中。主にワイン・チーズ教室やブログ、ライターにてワインやチーズ・マリアージュなどの楽しみ方を伝えています。
【ブログ】ソムリエールYURIのちょこっとMEMO
【twitter】https://twitter.com/YURI06927640
【instagram】https://www.instagram.com/yuri.winetocheese

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