2021年07月21日

今年の土用の丑の日は7月28日(水)!極甘口ワインと鰻の驚きのマリアージュを楽しもう

皆様、こんにちは。インポーターの大野みさきです。

来たる7月28日は土用の丑の日です!

父の日や敬老の日のギフトとしても、鰻は大人気の贈り物です。夏バテ防止も期待できるので、今の暑い季節には積極的に摂取したい滋養食材。もらって嬉しい、食べて美味しい!今日は、一昨年の冬に引き続き、鰻とワインのマリアージュ第2弾をお送りしたいと思います。

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鰻と極甘口ワインの意外なマッチング

前回、鰻にはロゼワインを合わせましたが、今回はなんと…甘口ワインです!しかも、まさかの「極甘口ワイン」です。

過日、365wineのInstagramアカウントで、『お寿司×ワイン』をテーマに、盛岡のワインバー「アッカトーネ」の松田宰さんをゲストにお招きして、寿司ネタ6品にワイン6種類を合わせるライブ配信をしました。

煮穴子の寿司×極甘口ワインをヒントに

松田さんのロジカルなレクチャーを受けながら、なぜお寿司にワインが合うのか、その理由を紐解きました。その時の〆に登場したのが、煮穴子と極甘口ワインです。

彼曰く「醤油、みりん、砂糖で上品に煮詰めた穴子は、はちみつやカステラなどの風味あるワインと相性が良いです。貴腐ワイン遅摘みワイン、トロッケンベーレンアウスレーゼなどとよく合います。お寿司で穴子は終盤に頂くことが多いので、甘口ワインと合わせてデザートの別腹感覚ですよ」

確かに甘口ワインもデザートワインとして頂くことが多いですが、このペアリングは想定外でした。マジですか!と内心思いつつ半信半疑で合わせてみたところ、煮穴子と極甘口ワインは、驚愕のナイスコンビネーションを見せてくれました。

そして今回のテーマが「」ときました。穴子も鰻もタレの味が主役なので、大差ないと想像します。だって英語ではどちらもイール(eel)ですもの。海に住んでいるか否かの違いです。余談ですが、鰻の嗅覚は犬並みに優れているらしいです。本当に余談でしたが、それならば!と思い、ここぞとばかりに堂々と松田さんのアイデアを盗んだのが、今回の鰻と極甘口ワインのマリアージュです。

それでは実際に合わせてみましょう!

うな丼、握り・・・くら寿司の「鰻」と味わってみた

取り寄せた鰻は、回転寿司チェーン店の『くら寿司』の3品です。鰻専門店と迷ったのですが、今回はお寿司屋さんの鰻にしました。うな丼にぎりは、うな丼のすし飯バージョンです。

うな丼にぎり 一貫220円
炙りたて うなぎ 二貫220円
すしやの特上うな丼 1,100円

正直申しまして、安かろう悪かろうではないのですが、大手の回転寿司に全く期待をしておりませんでした。なので食べて驚きました!このクオリティでこの価格は有り得ない、めちゃくちゃ美味しいし、コスパ最高じゃないですか!企業努力の賜物が破格のコスパで物語っています。

スロヴェニアの極甘口ワインと一緒に

そんな鰻に合わせる極甘口ワインは、スロヴェニア産のイエローミュスカを用いた「GORDIAダミジアナ2015」です。375mlのハーフボトルで6,000円台半ばの高級ワインです。


GORDIAダミジアナ2015(375ml)

収穫されたぶどうは102日間カーヴ内の簀子で陰干します。水分が抜けるので、甘味が凝縮。通常1000kgのぶどうから700Lのワインができますが、この方法では10分の1以下の65Lしか生産できません。プレス後は皮ごと古樽で40日間醸し、24ヶ月スロヴェニアンオークで熟成。200年の長期熟成にも耐えられるポテンシャルを兼ね備えています。

時間はかかるくせに量産できないので(GORDIAのところでは400本)とても貴重なワインです。干ぶどう、はちみつ、黒蜜などの甘い香り。残糖が243g/Lと極甘口ですが、酸が7g/Lと豊富なので、甘味と酸味のバランスがよくスルスルと頂けます。

さあ、美味しいキャストが揃いました。いざ実食です。

先ずはにぎりからつまみます。
鰻はふわふわの触感で、炭の香ばしさが後を追います。爽やかなすし飯がホロホロと口の中で解けてゆきます。鰻の脂身の旨味と煮詰めたタレのコクと甘みが全体をまとめ上げ、飲み込むのが勿体ないと思いつつ、胃袋へ導きます。

優しい味わいの余韻が広がる頃には、日本人に生まれて良かったとしみじみ思うのでした。間髪入れず、ワインをゴクリ。こっくりした甘味。でも、そこまで主張してこないのはワインの酸味がふんだんにあるからでしょう。すし飯のさっぱりした酸味も、ワインの酸をなお一層、引き立てます。

ジャパニーズハーブこと『わさび』の清々しさ、心地よい鼻腔と舌への刺激、間に挟むガリの清涼感もたまりません。

うな丼の方はどうでしょうか。
脂がのった鰻に甘じょっぱいタレの風味がワインと合わさると何とも言えず、冒頭で松田さんがご紹介されたスイーツのようです。そう、まるでみたらし団子!!醤油タレが染み込んだご飯がおもちで、ワインと合わさるとスイーツに大変身です。

今年の土用の丑の日に「極甘口」はいかが?

今まで数えきれない種類のワインを口にしてきましたが、極甘口ワインがうな丼をみたらし団子にするとは目から鱗です。まだまだ未体験の知らないことばかりです。だからワインの世界は面白いのだと感じています。

普段そんなに飲まない極甘口ワインがすすむこと!すすむこと!グラスがクイッと空いてお代わりを注ぎました。土用の丑の日には是非、鰻と極甘口ワインを楽しんで頂ければと思います。甘口ワインの人気も鰻上りになればと願います。

それでは皆様、ごきげんよう!

■本日のワイン

GORDIAダミジアナ2015 税込6,578円
※売切れ!2021年冬の入荷予定。予約販売実施中。前注文を承ります。
365wineで見る

ワインバーアッカトーネ
盛岡市中ノ橋1-5‐2 2F
01-9624-3310
松田 宰 | Facebook

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※「土用の丑の日」の受注は終了いたしました。

 


365wine 大野みさき

スロヴェニアワイン輸入元365wine㈱ 代表取締役。
元ANA国際線CAが、7年の在職中にワインに魅せられ渡仏。2014年に帰国し、ひと月でワイン輸入会社を設立。買付け、営業、展示会、ウェブショップ運営、倉庫作業をヒィヒィ言いながらも華麗にこなす。巷ではスロヴェニアワインの第一人者と囁かれている。まんざらでもない。ワイン講師、サクラアワードの審査員も喜んで引き受ける。毎日ワインを飲むのか尋ねられたら、「はい、365日ワインです♡」と返すよう心掛けている。

【ワインショップ】http://www.365wine.co.jp/
【instagram】https://www.instagram.com/365wine/

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