
2022年11月16日
ワインを飲むのは好きだけれど、ワインオープナーを使ってコルクを抜くのは苦手という方もいらっしゃるのではないでしょうか。できることなら簡単に、失敗せずに抜栓したいもの。この記事では、ワインオープナーの選び方のポイントやおすすめアイテムについて紹介します。機能やデザインもバリエーション豊富ですよ。
ワイン好きなら一家に一台は常備しておきたいのが、ワインオープナー。ワインを飲むためには、ボトルの封をしているコルク栓を抜き取らなければなりません。ワインのコルクを抜栓するための道具が、ワインオープナーです。
くるくると回して開閉できるスクリューキャップを採用しているワインには、ワインオープナーは不要。また、特殊なコルクを使用するスパークリングワインの場合は、ワインオープナーを使わずに開栓が可能です。逆にワインオープナーを使用すると、ボトルが破裂する危険があるのでご注意ください。
ワインオープナーは、形状も構造も機能も異なるさまざまな種類があります。選び方の3つのポイントをご紹介します。
初心者でもストレスなく使えるワインオープナーは、主に3種類。ボタンを押すだけで開けられる「電動式」、ハンドルを回して開栓できる「スクリュープル式」、両脇のレバーを上下させて開栓する「ウイング式」がおすすめです。「T型スクリュー式」はコルクを引き上げるために力が必要なので、使い慣れた方向きといえます。
ワインのタイプ別にワインオープナーを選ぶという方法も。日常的に楽しむワインには手軽に開けられる電動式、スクリュープル式、ウイング式が便利です。コルク栓の劣化が気になるヴィンテージワインには、中上級者向けの「ソムリエナイフ」、コルクに穴をあけない「ハサミ式」が最適。
ワインオープナーだけではなく、付属機能に着目して選ぶのも一案です。コルクを包むキャップシールを簡単に外せるフォイルカッターとの一体型タイプは、ワインをスムーズに開けることができます。栓抜きや缶切りなどが付いた多機能タイプは、自宅のみならずアウトドアシーンにももってこいですよ。
初心者の方でも使いやすい電動式、スクリュープル式、ウイング式を中心に、T型スクリュー式、ソムリエナイフ、ハサミ式も含めてご紹介します。
¥505~
スクリュー式のコルク抜きに加え、缶切り、栓抜き、缶のフタおこしといった4つの機能を備える多機能タイプです。自宅用としてはもちろん、アウトドアや非常用などさまざまなシーンで重宝します。メーカーは、日本で高品質の包丁や調理用品を展開する「貝印」。
¥798~
ポップな色合いが目を引くワインオープナーは、イタリアのキッチンウェアメーカー「ギディーニ」社製。ワインを開けるのが毎回楽しくなりそうです。くるくるとハンドルを回すだけでコルクが抜けるスクリュープル式なので、初心者の方やコルクの抜栓が苦手な方にもぴったりです。
¥1,153~
ニューヨーク「オクソー」のウイング式ワインオープナーは、誰もが使いやすくデザインされています。グリップ部分はやわらかくて持ちやすく、握力の弱い女性でも扱いやすいのが特徴。スクリュー部分はコルクにスムーズに差し込めるようにコーティングされ、コルクの動きを目視できるのもポイントです。
¥1,210~
日本の「和平フレイズ」が手がける、オーソドックスなT型スクリュー式。天然木が使われたハンドルは手になじみやすく、手頃な価格や収納のしやすさも魅力です。ただし、コルク栓を引き抜くにはそれなりの力が必要なため、このタイプのワインオープナーに慣れた方向き。勢い余って、ワインが飛び散らないようご注意くださいね。
¥1,300~
ソムリエナイフを使ってさっそうとワインを開けられたらカッコイイですよね。ソムリエナイフは、フックの数が1個のタイプと2個のタイプがあります。こちらはフックが2個あり、ボトルに安定させやすく、初めてソムリエナイフに挑戦したい方にもうってつけ。使いこなすには慣れとコツが必要ですが、長く使い続けることが可能です。
¥1,450~
両側のレバーは人間工学に基づいて作られ、すべり止め機能付きで持ちやすさは抜群。亜鉛合金属でできており、丈夫で長持ちするのも嬉しいポイントです。ウイング式ワインオープナーとしてはもちろん、ヘッド部分はビールやジュースなどの栓抜きにも対応。飲み残したワインの保存用ストッパーも付いています。
¥2,200~
すっきりとシャープなデザインの電動式ワインオープナーは、キッチン用品と一緒に並べて置いてもまったく違和感がありません。フォイルカッター、真空ボトルストッパー、USB充電ケーブルがセットになった便利なアイテムです。手軽にサクッとワインを開けられますよ。
¥2,420~
ゾウのモチーフがなんともキュート。ゾウの本体からスクリュー式のワインオープナーを引き出して使用します。コルクを抜くには、ある程度力が必要なタイプです。ゾウの鼻の部分は栓抜きとして使用可能。ニューヨークの玩具ブランド「キッカーランド」が手がけています。ギフト使いにもおすすめ。
¥3,000~
ドイツの老舗メーカー「モノポール」による2枚刃のハサミ式コルク抜き。上級者向きのアイテムですが、ヴィンテージの古いワインの抜栓には最適です。コルクに穴をあけず、コルクのかすがボトル内に落ちることもありません。コルクのコレクターの方にもおすすめです。
¥3,300~
日本の家電メーカー「レコルト」のロングセラー。単3電池4本を使用する電動式ワインオープナーで、ワインボトルの上にセットして操作ボタンを押し、コルク栓が抜けると自動停止するスグレモノです。上部のキャップ部分は着脱式のホイルカッター。ワインを開ける煩わしさから解放されますよ。
¥3,580~
ボタンを押せば、わずか数秒でラクラク開栓できる電動式ワインオープナーです。スタイリッシュなデザインは、フランスのデザイナーFrank Rousselin氏によるもの。開栓を可視化できるLEDライト、フォイルカッターも付いています。簡単に分解できるので、掃除やお手入れもラクチン。清潔な状態で長く使えます。
¥3,960~
華やかなチェリーレッドカラーが印象的な、スクリュープル式のワインオープナー。カラフルなお鍋で有名なフランス「ル・クレーゼ」の製品です。フォイルカッターが本体のスタンドを兼ねており、収納もラクラク。おしゃれ度も機能性も高く、ギフトとしても喜ばれますよ。
¥5,500~
ドイツの老舗キッチンウェアメーカー「ヴェーエムエフ」が開発。ハンドルを回せば簡単にコルクを抜栓できるスクリュープル式で、安定した使い心地はドイツブランドならではです。年配の方や女性の方でも安心して使えますよ。シンプルで美しいデザインは、ホームパーティーでも注目されそう。
¥6,500~
イタリアを代表するデザイン・プロダクト・カンパニー「アレッシィ」の大ヒット商品です。女性をかたどった「アンナ・G」は、デザイナーの恋人をモチーフにした人気シリーズ。テコの原理を利用するウイング式のワインオープナーは、使い勝手抜群です。飾っておくだけで、おしゃれなオブジェになりますよ。
¥7,700~
鳥を思わせる優美なフォルムが魅力的。デンマーク生まれのブランド「ジョージジェンセン」のスクリュー式ワインオープナーです。コルク栓を開ける瞬間から、ワインを楽しむワクワク感が感じられるはず。高級感があり、ワイン愛好家の方への贈り物にもおすすめです。
電動式、スクリュープル式、ウイング式ワインオープナーについて、使い方の概要をご紹介します。いずれの場合も、フォイルカッターやナイフ等でキャップカバーを外してから使用してくださいね。
ワインオープナーをボトルのコルク栓の上にセットし、手でボトルを固定しながらコルク抜きボタンを押し続けます。スクリューが止まるとコルクが抜けた合図。コルク排出ボタンを押しながら、コルクを本体から外せば完了です。
ボトルの口を挟むようにワインオープナーを固定し、ハンドルを時計回りに回し続けます。コルクがボトルの口から抜けたら、ワインオープナーをボトルから離しても大丈夫。ハンドルを反対側に回すと、コルクを本体から外せます。
ボトルのコルク栓の上にワインオープナーをセットし、ハンドルを回転させながらコルクにスクリューを差し込みます。両側のレバーが完全に上がったら、レバーをつかんで下ろせばOK。コルクを手で回せば本体から外せますよ。
ひと口にワインオープナーといっても、初心者の方向けのものから、おしゃれなデザインのもの、プロ仕様のソムリエナイフまで、実にさまざまなバリエーションがあります。それぞれのニーズに合わせて、いろいろ試してみるのもおすすめです。お気に入りのワインオープナーを見つけて、ワインライフをより一層楽しんでくださいね。
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。