
2020年07月25日
皆様、こんにちは。インポーター365wineの大野みさきです。秋めいてきてワインがなお一層、美味しい季節の到来です。今日はワインが飲みたくても飲めない方へ捧げる、ワイ飲み気分を楽しむアイデア3選をお届けします。ハンドルキーパー、妊娠中や授乳中の女性、アルコールのドクターストップを受けている方、休肝日を設けている方は必読です!ノンアルコールでも気兼ねなく、人一倍、ワインの気分を味わえます。もう、パーティーや飲みの席で置いてきぼりになることなし!それでは行ってみましょう。
はい、一番初めはこちら。ノンアルコール飲料の市場が世界中で拡大している中、今やノンアル専門のBARまで登場しています。飲酒人口の多いワインにおいて、ノンアルワインが発展しないわけがありません。「所詮、ノンアルコールワインは甘くないぶどうジュースでしょ?」と思われた方、それは違います。果汁を圧搾したジュースとは異なり、ノンアルコールワインはワインです。発酵させて出来上がったワインから、アルコールだけを抜き取ったものがノンアルワインです。(アルコールの生成を抑えて造られる場合もあります。例:シャトー勝沼)そのためワインと同様に、甘口~辛口、赤・白・ロゼ・スパークリングワインと各国で多様なノンアルコールワインが造られています。最近は飲み切りで、缶や紙パック入りの手軽なものも発売されているので、手にされたことがある方も多いのではないでしょうか。価格もお手頃なので飲みたいけど飲めない時にはもってこいです!ノンアルコールワインでワインカクテルを作ってみても面白いでしょう。フレッシュフルーツを飾れば、気分も上がること間違いなしです。
★オペレーター (白ワイン×ジンジャエール)
★スプリッツアー (白ワイン×スパークリングウォーター)
★ビアスプリッツアー (白ワイン×ビール)
★カリモーチョ (赤ワイン×コーラ)
★キティ (赤ワイン×ジンジャエール)
★ロマンチックハーモニー (赤ワイン×カルピス)
★ミモザ (スパークリングワイン×オレンジジュース)
温めたワインにスパイスやはちみつを加えたのが、ヨーロッパ冬の風物詩 「ホットワイン」です。英語圏ではモルドワイン、フランスではヴァンショー、ドイツやオーストラリアではグリューヴァインと呼ばれて親しまれています。通常の作り方で、沸騰後も火にかけて完全にアルコールを飛ばしてしまえばOKです!私のイチ押しは白ワインのホットワインです。CA時代はフランクフルト班だったので、毎月ドイツへのフライトがありました。冬場に欠かさず飲んでいたのが、白のホットワインです。渋味もなく食事との相性も抜群で、白ソーセージとプリッツエルは最高の組み合わせです。レシピを載せていますので是非お試しください。元々ワインが持っている風味はなくなってしまいますが、ロゼワインやオレンジワインでも作れます。
白ワイン250ml
シナモン 1本
生姜スライス 1枚
オレンジスライス 1~2枚
レモンスライス 1~2枚
はちみつ 大さじ1~2
赤ワイン250ml
シナモン 1本
クローブ 2個
八角 1個
生姜スライス 1枚
オレンジスライス 1~2枚
はちみつ 大さじ1~2
ホールスパイスがなければパウダーでもOK!全て鍋に入れて沸かすだけ。オレンジやレモンは煮込むと皮のえぐみが出るので、飲む直前に加えます。お好みで追いはちみつで甘さを調節して下さい。
プレミアムライン巨峰 果汁100% ストレート最高級ぶどうジュース720ml 6,480円
そして、私が最もおすすめしたいのがぶどうジュースです。濃縮還元で香料を添加している紙パックのジュースではなく、ストレート果汁の高級ジュースで優雅な気分を味わって下さい。薄い口当たりでステムが細くて繊細なワイングラスで頂けば、ワインに劣らずBARで提供されてもおかしくない、立派なノンアル飲料です。せっかくなのでワインのぶどうを用いたジュースをRIEDELグラスの品種シリーズでペアリングでもしようものなら、ワイン通も顔負けです。今回、頂いたのは、山梨果実の無濾過のジュース「巨峰」です。なんと、お値段6,480円です!!ジュースを注ぐ手が震えました(笑)
薄紫色のカラーからは華やかで上品なアロマが漂います。酸味と甘味の絶妙なバランス、豊かな果実味が余韻で括られます。ワインのダイヤモンドである酒石も瓶底に見られました。なんとも贅沢な時間を過ごさせて頂きました。同社はベリーA、甲州、甲州ルージュ、シャインマスカットなどでもジュースを展開しています。ワイン好きへの出産祝いとしても喜ばれそうです。
※【山梨果実】https://www.yamanashi-kajitsu.shop/
今日はノンアルコールでワイン気分を楽しむ方法をお伝えしました。ここで、「ノンアルコールワインは子供が飲んでも大丈夫なの?」と疑問に思いました。完全に煮きってアルコールを飛ばしたホットワインとぶどうジュースは問題ありませんが、ノンアルワインはどうなのでしょうか。厚生労働省によるとアルコール度数が1度未満の飲料は、酒類に該当しません。そのため法律上は飲んでもOKです。しかし、各メーカーはアルコール飲料の延長であるノンアルコール飲料を、未成年が飲むことを推奨していません。まあ、お酒を飲む人のために作られたことを考えると当然ですよね。
それでは皆様、ごきげんよう!
元ANA国際線CA。7年の在職中にワインに魅せられ、その後は渡仏しワインの勉強をする。2014年に帰国し、翌月にワイン輸入会社365wine株式会社を設立。365日(毎日)ワインを楽しんでもらいたいという想いからの社名。スロヴェニアワイン専門のインポーター。現在はママさんスタッフを含め3名で、買い付けから輸入販売、全国の業務店営業やイベントで、スロヴェニアの魅力を各地に広める活動をする。「貴方と大切な方の毎日を笑顔にします!」をモットーに、一緒に働いてくれる仲間を募集中!
【ワインショップ】http://www.365wine.co.jp/
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