2019年09月11日(水)

北海道ワインとチーズの幸せな出会い

北海道ワインとチーズの幸せな出会い

こんにちは!吉田すだちです。

いま、日本ワインがアツいですよね…!

ちょっと前まで「ワインといえばフランス」と思っていたわたくしですが、最近日本ワインと接する機会が増えたんです。日本ワインをテーマにした映画を観たり、日本ワイン専門のレストランに行ったり、Winomyの日本ワインイベントに参加したり…。

美味しい日本ワインやアツい心で生産にたずさわっている方たちのことを知るうちに、すっかりファンになってしまいました。

さてさて先日、夫が北海道へ出張に行ったんです。北海道と言えば…余市!大手メーカーさんも進出している、ホットなワイン生産地です。これは絶好の機会!ということで、とっておきの余市ワインを買ってきてもらいました。

いただいたのは、余市ワイナリーのツヴァイゲルトレーベ。オーストリア原産の黒ブドウによる赤ワインです。

今回はこのワインに合わせるお料理について、あれこれ研究してみました。余市やツヴァイゲルトレーベについて簡単にお話しつつ、すだち的おすすめペアリングをご紹介したいなと思います(タイトルでちょっとネタバレ…笑)。

余市ってどんなところ?

北海道 余市町は、札幌から車で1時間40分、小樽からは車で30分ほどの場所に位置するワイン銘醸地。

ブドウだけではなく、リンゴや梨、桃などの果樹栽培がとっても盛ん。さらにはウイスキーも有名です。2014年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」の舞台も、余市でした。ワインに果物にウイスキーに…魅力的なワードが並びます。

ワイン造りでいうと、大手飲料メーカーのサッポロさんが、余市でワイン醸造を行っています。また、2017年にはアサヒビールさんも余市で自社畑を取得。ファーストヴィンテージは2023年予定とのことです。楽しみですねっ!

余市の気候はドイツに似ている!なんて言われますが、栽培されている品種もドイツやオーストリアとそっくり。ツヴァイゲルトレーベ、ケルナー、ミュラートゥルガウ、ピノ・ノワール…。今回はこのうち、ツヴァイゲルトレーベのワインをチョイスです。どんな味わいか、気になりますよね!?

ツヴァイゲルトレーベってどんな品種?

オーストリア原産といわれる黒ブドウ、ツヴァイゲルトレーベ。単に「ツヴァイゲルト」とも呼ばれます。

一般的に、ツヴァイゲルトレーベから造られる赤ワインは、タンニンが豊富でいわゆる「黒い果実」のニュアンスが豊かなのだそうです。黒い果実といえば…カシスやブルーベリー。ブルーベリージャムの香り、と言うとわかりやすいかも。

ワインの色は濃く、少し紫がかっているものが多いようです。ほんのりスパイシーさも感じるのだとか。こう聞くと、シラーに似ている印象ですね。

余市ワイナリー「樽熟ツヴァイゲルトレーベ」のベストペアリング

さて、今回の主役ワインはこちらです。
北海道 余市ワイナリーの「樽熟ツヴァイゲルトレーベ」2015!

北海道 余市ワイナリーの「樽熟ツヴァイゲルトレーベ」2015

余市産ツヴァイゲルトレーベを100%使用し、フランチオーク樽で長期熟成させたこだわりの赤。ツヴァイゲルトレーベの特徴や長期熟成、オーク樽といったワードから、ビーフシチューやハッシュドビーフなんかにあうのではないか!と思いトライしてみたところ…ミスマッチ…!

なんだか、お料理の主張がワインの風味を押さえ込んでしまっているような印象に。確かにタンニンしっかりめ&香りも華やかなんだけど、同時に繊細さをたたえているワインであるがゆえ、主張の強いお料理とは相性がよくありませんでした。

特に、ワインから感じとる上品な甘みがかき消され、渋みと苦味が強調されてしまう。改めて、ワインと料理のマリアージュを考えることは、とても大切なんだと気づかされました。

そうなると、ベストマッチする食材は何なのか気になります。というわけで、色々試した結果、すだち的おすすめペアリングベスト3をご紹介!

第3位 生ハム

香りが強すぎない生ハムがオススメです。

スペインのハモンセラーノより、イタリアのプロシュートやドイツの生ハムがあいます。ピンクペッパーやブラックペッパーがちょこっとふってあると最高!ワインの樽香とマッチします。

第2位 だし巻き卵

日本を代表する国民的おかず、だし巻き卵!意外に思われるかもしれませんが、この組み合わせがとても美味しかったです。

ワインと卵料理はあまりあわない…とも言われますが、卵のほのかな甘みと出汁の旨味が、ワインの上品さを引き立ててくれました。大根おろし+お醤油との相性もよいと思います。甘みや旨味、辛味、塩味などがバランスよく感じられるだし巻き卵とのペアリング…意外な発見です。

第1位 チーズ!!!

なんと言ってもこの組み合わせが本当にベストマッチでした…!チーズの塩味とコクがワインにドンピシャ。お互いがお互いの良さをかき消さず高め合っている。とてもよいです。

特におすすめなのは、「シャウルス」というシャンパーニュ地方の白カビチーズ。シャウルスは他の白カビチーズよりも、比較的塩味と酸味が強いチーズです。この塩味と酸味が、まさにワインのタンニンと酸に程よくマッチし、とても美味。

シャウルスと余市ワイナリーのツヴァイゲルトレーベ、今までいただいたチーズ×赤ワインの組み合わせの中でも1位2位をあらそう名コンビでした。本当にオススメです。

みんなでわいわい楽しむなら、チーズフォンデュなんかもよき!余市ワイナリーのツヴァイゲルトレーベは樽の香りがしっかりきいているので、程よくトーストしたパンにチーズを絡めたやつがとてもよくあいますよ。

最後に…

今回は北海道 余市ワインを楽しむ機会に恵まれたので、合わせるお料理について追究してみました…!もしお手元に余市のツヴァイゲルトレーベがおありなら、和食メインの割烹レストランでもいけるし、色々なチーズが楽しめるビストロでも◎。BYOで楽しんでみてはいかがでしょうか。

上品なワインなので、凝ったお料理よりもシンプルに素材の味を生かしたものの方があうと思います。逆に「こんな食材・料理との相性が抜群だったよ!」というご意見もいただけたら嬉しいです。情報共有しながら、BYOを楽しみましょ♪


吉田すだち ワインを愛するイラストレーター

都内在住の、ワインを愛するイラストレーター。ワインが主役のイラストをSNSで発信中!趣味は都内の美味しいワイン&料理の探索(オススメワイン、レストラン情報募集中)。2匹の愛する猫たちに囲まれながら、猫アレルギーが発覚!?鼻づまりと格闘しつつ、美味しいワインに舌鼓を打つ毎日をおくっている。
【instagram】https://www.instagram.com/yoshidasudachi/

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