2019年10月29日(火)

新企画「ソムリエールは知っている」六本木で働くソムリエールたちをインタビュー

ソムリエールは知っている
ワインショップやレストランで、私たちのワイン選びをサポートしてくれる、華麗なソムリエールたち。
彼女たちはどのようにしてワインに惹かれ、なぜソムリエールになったのか?そして、ソムリエールである彼女たちならではの「秘密のマリアージュ」や、ワインBYOに対する彼女たちの思いとは…
このコラムは、普段はなかなか見ることのできないソムリエールの素顔とその心の内に迫る、突撃インタビュー企画である。

記念すべき第1回目は、ソムリエールが二人も登場!

ショップソムリエ田中様熊木様

この記念すべき第1回目にご登場していただいたのは、六本木にあるワインショップソムリエさんより”田中 様” と “熊木 様” のお二人。インタビュアーのワイノミー編集部NORIZOは、早くもテンションMAXです!

なぜソムリエールになったのか?

熊木さん「調理師学校の出身で、その後ワインバーでアルバイトすることになり、そこでワインとの出会いが生まれました」

 
ソムリエール 熊木さん

その時の先輩方の進めもあって、ソムリエ試験に挑戦することに。お互いに問題を出し合ったり、テストの得点を競いあったりして、一生懸命勉強した結果、見事ソムリエ試験に合格!

その時のお仲間の皆さんは、その後数年経ち、職場が変わってワイン業界で働く熊木さんにとっては、いまではよき仕事相手となっているそう。ワインがつなぐ人の出会いに感謝されていらっしゃるという、素敵なエピソードを語っていただきました。

「ただワインが好きだった」という理由でソムリエールに

続いて田中さんのご経歴をお伺いしました。

元々大手ECで有名な会社でお勤めされていた田中さん。ソムリエールになったきっかけは、なんと、「ただただ、ワインを飲むのが好きだった」という、驚異的な「飲むリエール」天性をお持ちのお方でした!


ソムリエール 田中さん

ソムリエールになる以前は、星の数ほどあるワインの中から、「コスパのいいワインを探したい」と思いつつもよくわからない。でも自分で見つけられたら面白いかも、という気持ちから、ワインスクールの扉をノックされたそう。

趣味的に楽しく飲めればいいや、と思いスクールに向かったものの、タイミングよく(悪く?)ソムリエ試験対策講座の開講時期のタイミングで、そのままご入校されたそうです。その後、「まさかこんなに勉強が大変だとは…」という、ソムリエ試験あるあるの典型パターンの田中さんでした。

試験合格後は、その基礎知識を生かし、さらに「飲むのが重要だ」と再確認。ますますワインを探究することに。その時に、「ここまでワイン好きだったら、そういう仕事に就いた方がいいんじゃないだろうか?」とお考えになり、なんと転職されました!(驚。

熊木さん一押しマリアージュは?

もしかすると、ソムリエールだけが知っている秘密のマリアージュがあるのではないか?実は、そんな疑問から生まれたのがこの企画。

熊木さん一押しは、「イタリア産チーズのブッラータ」×「ソーヴィニョン・ブラン」の組み合わせ。チーズと生クリームのクリーミィ感と、ソーヴィニョン・ブランのマリアージュが大好きだそう。

ブッラータとソーヴィニョンブラン

ブッラータとは、イタリア産のフレッシュチーズのこと。ブッラータを切って開くと中から濃厚な生クリームがとろっと出てきて、リッチでバターの濃厚な味があり、ミルクの新鮮さが保たれています。

熊木さんセレクトによると、フランスはロワール地方サンセールのソーヴィニョン・ブランはもちろん、ニュージーランドのソーヴィニョン・ブランも、絶賛オススメとのこと。ご興味ある方は、ワインショップソムリエの通販サイトをご覧ください。

田中さんのオススメマリアージュは、クセが強い…!

続いて田中さんのオススメのマリアージュを聞いてみた。そうすると、田中さんの恐るべきワイン癖が…

田中さんのオススメマリアージュは、「スパークリングワイン」×「ヤギのチーズ」とのこと。なんでも、ヤギのチーズは食べると口の中の水分が抜けていくそうで、それを、スパークリングワインのシュワシュワで流し込むと最高だそうです。田中さん、だいぶキテます(笑。

特に、「サント・モール」と大好きな「シャンパーニュ」は格別だそうで、お仕事がお休みの日には、朝からその組み合わせを召し上がっているそう。ヤギのチーズは酸味があるので、シャンパーニュであれな北の地区のほうがベターだというご意見も飛び出しました。筋金入りのこだわりソムリエールさんです!

ワインBYOについてソムリエールが思うこと

最後に、Winomyが推奨する「ワインBYO」について、プロの視点でのご意見をお伺いしてみた。「飲食店にワインを持ち込む」というアクションに、ワインショップとレストランを併設する彼女たちは、一体何を語ってくれるのだろうか…

「ワインを選ぶことを難しいとは思わないでほしい」と熊木さん。

ワインの選び方に正解がないので、ワインを選ぶ時間を楽しんでほしい。

例えば、女性がアパレルショップでお洋服を選ぶように、エチケットの絵だったりフィーリングだったりなど、自由に楽しんでいただきたい。それが、ワインBYOへの第一歩になる。ワインショップソムリエのスタッフは皆ソムリエなので、気兼ねなく相談してほしい。という、貴重なご意見をいただきました。

ワインショップソムリエ田中様

田中さんは、「そもそも”BYO”という言葉を知らない」という部分が問題だと指摘。

難しい言葉ではなく、みんなで持ち寄って飲んでみよう、という機会が増えれば増えるほど、自分では選ばないであろう他人のワインに触れることによって、新たな発見が得られる。そういう意味で、ワインBYOができる飲食店が増えることはとても良いことだと思う。と田中さん。ソムリエールならではの、消費者インサイトを捉えたご意見でした。

編集後記

今回の企画段階で予想はできていたが、ソムリエールさんたちのユニークな味覚に基づくオススメマリアージュには驚きました!また、お二人から「ワインBYO」の普及に前向きなご意見を頂き、Winomyとしても、より多くの方々にワインBYOを楽しめる飲食店様をご紹介する責任を感じたインタビューでした。

今後も、いろいろなショップやレストランのソムリエールさんに突撃インタビューして、Winomyをご覧のみなさまのワインライフの一助になる楽しいコラムをお伝えできればと思います。

本日お話をお伺いした、六本木ワインショップソムリエについてはこちらをご覧ください。


Winomy編集部ライター NORIZO

日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート。ワイン検定ブロンズ&シルバークラス認定講師。FLAネットワーク協会認定 食生活アドバイザー。世界中のワインを味わってきた知見を生かし、「ワインBYOコーディネーター」としてワインと食のマリアージュ、ペアリングにフォーカスしたコラムをお届け。好きなワインは「ブルゴーニュのジュヴレ・シャンベルタン」と「ボルドーはサンテミリオンのシャトー・カノン」の二択!

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