2020年02月19日(水)

“ハーフボトル”はBYO初心者の強い味方

こんにちは!吉田すだちです。

みなさん、BYOしていますか?

わたしの周りのワインファンには、「興味はあるけど腰がおもくて…」という人がいます。そんな声を聞くたび、1回やってみればいいのに!と思う日々。大好きなワインを洗練されたプロの料理とともに、ベストな状態で楽しめるなんて最高じゃないですか!それに、あと片付けもしなくていいしね。

しかしながら、かく言うわたしも、昨年BYOデビューしたばかり。BYOに踏みこめない人の気持ちもわかります。

BYOにブレーキをかける理由

よく聞くのはこんな理由。

1. どんなワインを選んだらいいのか、わからない
2. せっかくなら複数ボトル持ち込みたいけど、飲みきれる自信がない

うん、うん。
1は、たいていの人に当てはまると思う。ことBYOとなると、「それなりのワインを用意しなきゃ」という具合に、心のハードルが高まってしまうもの。ワインの専門家でもないかぎり、迷うのは普通です。迷うプロセスさえも楽しめれば最高なんだけど、それがなかなか難しい…。

2は、わたしもすごく共感します。「ワインは大好き!でも、そんなに量が飲めない…」って人、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。大人数であつまれば解決するものの、BYOって案外カジュアルに2〜4人くらいで開催するのが楽しかったりするんですよね。そうなると、量問題がついてまわる。

BYO初心者の強い味方

そんなお悩みをかかえる人にぜひ試していただきたいのが、ハーフボトルです。

通常、ワインのフルボトルは750ml。ハーフボトルというのは、その半分の375ml。お値段はフルボトルの半額〜6割くらい。これをふまえて、ハーフボトルの魅力をまとめると…

ハーフボトルの魅力(1) 気軽にいろいろ試せる

価格が安いので、フルボトル1本と同じ予算で2本用意できる!つまり、1本に決めなくてもよくなります。どんなワインを選ぶべきかわからない場合でも、選べる本数が倍になれば、気持ちに少し余裕ができます。

ハーフボトルワインの種類って、けっこうバラエティ豊かなんです。「ハーフボトル ワイン」で検索すると、たくさん出てくる。ENOTECAさんをはじめ、いろいろなショップで取り扱っています。

ネットだと情報量がおおくて、逆に迷いが深まる…という人は、リアル店舗で見繕うのもあり。わたしも先日、恵比寿ガーデンプレイスにあるWINE MARKET PARTYさんをのぞいたところ、たくさんのハーフボトルワインに出会いました。そのラインナップの中から、自分好みの品種をピックアップしたり、思いきってジャケ買いしてみたり…。

深く考えず、気軽に選んでみてください。なぜなら、選べる本数は倍なのだから…!

ハーフボトルの魅力(2) 少人数でも飲みきれる

375mlというのは、だいたいグラス3〜4杯くらい。2人でBYOするなら、ハーフボトル1本で1人あたり1〜2杯。4人なら1杯ぽっきり。これなら、少人数でBYOをしても残す心配はありません。

むしろ、少し物足りないくらいかも…?そんなときは、お店のワインリストから乾杯酒にスパークリングをオーダーして、2杯目から持ち込んだハーフボトルをいただく…なんてスマートな飲み方もオススメです。

ハーフボトルの魅力(3) 高級ワインにも手を出せる

価格が安いということは、普段なかなか手がだせないリッチなワインを試すことだってできるということです。もちろん、すべての銘柄でハーフボトルがリリースされているわけではありません。しかし、探してみると、お宝ワインのハーフがお店に置いてあったりするんです。そんなワインを見つけた日には、迷わずゲットしてしまいましょう。

わたしもこの前、ちょっとリッチなハーフボトルを衝動買いしてしまいました。フルボトルなら6,000円以上するところ、ハーフで3,000円台だったものだから…!

そのワインとは、

シャトー・ヌフ・デュ・パプ 2007(E.ギガル)

「ローヌワインの帝王」といわれる、E.ギガルさんのシャトー・ヌフ・デュ・パプ。しかも2007年もので、13年熟成!

シャトー・ヌフ・デュ・パプとは、フランス・ローヌ地方のAOC(原産地統制呼称ワイン)です。E.ギガルさんは、シャトー・ヌフ・デュ・パプの有名な造り手。これのハーフを見つけて、テンション爆上げ!さっそくゲットしました。

ジャムのような濃厚な香りがかぐわしく、飲んだあとの余韻が長く続きます。甘みと酸味、渋みのバランスがよく、さすが13年熟成といったところ。おそらく、今がちょうど飲みごろです。アルコールは14度と高めなので、ハーフの量がちょうどよし!

普段あまりありつけないリッチなワインを飲みきりサイズで堪能でき、大満足!これに、プチプラなスパークリングや白のハーフボトルをあわせてBYOしたら最高だなと思いました。シャンパーニュのハーフもたくさん出ているので、これとあわせてフレンチBYOの持ちこみワインに、いかがでしょうか。

ハーフボトル持ち込み時の注意点

ハーフボトルだからといって、持ち込み料も半額…とはなりません。また、お店によって持ち込み料の価格設定が異なるので、しっかり確認しましょう。

持ち込み料こみ・本数無制限のコースを用意しているお店の場合でも、ハーフボトルを複数本持ち込む場合は、事前にその旨お店の方にお伝えしておきましょう。

マナーを守って、気持ちよくBYOを楽しんでくださいね!

最後に…

実は最近まであまりハーフボトルに着目していませんでした。しかし、昨年ワインエキスパートの勉強をしている中で、想像以上にいろいろなワインのハーフボトルが販売されていることに気づいたんです。資格試験の勉強をする身としては、できるだけ安価で多くのワインを試したかったので、とても助かりました。

その時ピンときたのが、「ハーフボトルは、BYOに足踏みしている人にとっても救世主になりえるのでは…」ということ。どのワインを選んだらいいのかわからない、そんなに量を飲むことができない、持ちこみたいワインは値段が高い…そんなお悩みの解決に、ハーフボトルが一役かってくれるのではないかと。

気軽にいろいろなワインを試していくなかで、きっとお気に入りの1本が見つかるはず。そうしたら、今度はそのワインのフルボトルを用意して、”とっておきの1本”としてBYOしてみる。そうやってBYOの楽しみ方が広がっていったら、素敵ですよね。

PIZZAもWINEもハーフがお得!を合言葉に、どんどん試してワインとの出会いを追求していきましょう。

※PIZZAは何の関係が?と思ったあなた、ごめんなさい、ゴロがよかったからつい…覚えやすいでしょ!


吉田すだち ワインを愛するイラストレーター

都内在住の、ワインを愛するイラストレーター。日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート。ワインが主役のイラストをSNSで発信中!趣味は都内の美味しいワイン&料理の探索(オススメワイン、レストラン情報募集中)。2匹の愛する猫たちに囲まれながら、猫アレルギーが発覚!?鼻づまりと格闘しつつ、美味しいワインに舌鼓を打つ毎日をおくっている。
【HP】https://yoshidasudachi.com/
【instagram】https://www.instagram.com/yoshidasudachi/

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