2020年11月24日(火)

飲まなきゃ損!ナパバレーワインのおいしさと面白さをソムリエが紹介

この記事では、ナパバレーワインの特徴とおいしさ、ソムリエがおすすめする商品をご紹介していきます。ナパバレーのワインは、赤白ともに日本人好みで親しみやすいものが多いです。とくに、果実味が強いものが多いのでワイン初心者でもおいしく飲むことができますよ。

 ナパバレーワインとは

ナパバレー
iStock.com/bpperry

ナパバレーとは、アメリカ・カルフォルニア州にあるワインの生産地です。世界的にも有名なオーパス・ワンやクロ・デュ・ヴァル、ドミナス、日本人がオーナーを務めるケンゾー・エステートなど高級ワインも多く造られています。狭いカウンティの中に、約480ほどのワイナリーがひしめきあっている優良なワイン産地です。

アメリカワインのイメージを変えた「パリスの審判」

1976年、アメリカ建国200周年を記念して開催されたテイスティングイベント。ワインといえばフランスといわれていた時代に、アメリカとフランスの有名ワインをブラインドテイスティング(銘柄を見ずに飲むこと)をし、順位を決めるといういうものでした。世界中がフランスワインの圧勝だと思われていましたが、まさかのアメリカワインの圧勝!1位は赤白ともに、アメリカワインが選ばれたのです。

これを機に、アメリカ・カルフォルニアワインの注目度が上がり、フランスの生産者たちがほかの国の栽培や生産について情報交換をするきっかけになったともいわれています。パリスの審判があったからこそ、世界中のワインのレベルが上がったことは間違いありません。

カルトワインとは?世界中でブームを巻き起こす希少ワイン

1990年代(バブル時代)に、カルトワインがブームになりました。生産量が数百ケースと少なく、直接買うかオークションで買うしか購入方法がない希少ワインです。熱狂的なファンが多く、値段がいくら高くても買う人がいたことから、カルトワインと呼ばれていたそう。

カルトワインの代表格である「スクリーミング・イーグル」「ハーラン・エステート」「ダラ・ヴァッレ・マヤ」などは、一生に一度でも味わいたいワインと呼ばれ、ワイン好きのなかでは憧れの存在になっています。

ナパバレーワインの特徴

産地

ナパバレーのブドウ
iStock.com/KarenWibbs

ナパバレー南端までは、サンフランシスコから約1時間ほどの距離にあります。ワイナリーだけではなく、テイスティングもできるショップやレストランを併設しているところが多いのが特徴。火山性土壌や海洋性土壌など30以上の異なる土壌形体が存在し、すべて合わせると100種類以上もあるといわれ、複雑なワインが造られる産地としても有名です。

ブドウ品種

ナパバレーは主に、カベルネ・ソーヴィニヨンで造られており、全体の50%以上を占めています。そのほか、シャルドネ、ピノ・ノワール、メルロ、ソーヴィニヨン・ブランも使われています。

味や香り

ボトルからワイングラスに赤ワインが注がれている
iStock.com/debyaho

土地によって味わいや香りなどは変わりますが、赤白ともに濃厚で華やかなワインが多いことが特徴です。カベルネ・ソーヴィニヨン主体の赤ワインは、果実の甘味や渋味のパワフルさを強く感じ、樽の香ばしさとバニラ香など爆発的な香りを感じられることが多く。シャルドネで造られる白ワインは、ハチミツたパイナップル、トロピカルフルーツなどの濃厚で甘味を感じられるものもあり、ワイン初心者でも飲みやすいものが多いです。

値段

カルフォルニアのワインのコルク
iStock.com/Lori Werhane

ナパバレーのワインは、カルフォルニアの生産量のうちわずか4%と少なく、希少価値の高いものが多いところも特徴。そのため値段は、3,000円から、高いものは100万円以上するものあります。中でもカルトワインは高級で希少です。

ナパバレーのワインには、フランスでいうメドック格付けのようなものは存在しませんが、ロバートパーカーが付ける「パーカーポイント」や有名なワイン専門誌などの評価によって値段が大きく変わることはあります。

ナパバレーワインおすすめおすすめ5選

1. シルヴァラード・ヴィンヤーズ「カベルネ・ソーヴィニョン・エステート・グロウン」

シルヴァラード カベルネ ソーヴィニョン エステート グロウン
¥6,130(税込)~/赤/フルボディ/アメリカ

シルヴァラード・ヴィンヤードは、ウォルト・ディズニーの娘とその夫が手掛けるワイナリーとしても有名です。やさしい果実の甘さと華やかな香り、そして渋味はまろやかなのところが特徴的。ナパバレーのワインにしては、女性的で飲みやすい一本です。

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2. シャトー・モンテレーナ「シャルドネ・ナパ・ヴァレー」

シャトーモンテレーナ
¥7,800(税込)~/白/辛口/アメリカ

「パリスの審判」でフランス・ブルゴーニュ地方の特級畑ワインを抜き、一位を獲得した伝説の白ワインです。パイナップルやハチミツ、トロピカルフルーツなどの華やかな香りのものが多いナパバレーの白ワインですが、シャトー・モンテレーナが造り出す白ワインは、スッキリした酸味を残し食事に合わせやすいことを考えられた一本。ブルゴーニュ地方のシャルドネに負けないおいしさですよ。

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3. オーパス・ワン・ワイナリー「オーパス・ワン」

オーパスワン
¥44,800(税込)~/赤/フルボディ/アメリカ

フランス・ボルドー地方メドック格付け1級シャトー・ムートン・ロスチャイルドを所有するフィリップ・ド・ロスチャイルドとカルフォルニアワインの銘酒ロバート・モンダヴィがタッグを組んだ最高傑作の赤ワインです。ラベルにふたりのサインが入っているのも面白いですよね。世界的評価も高く、年々値段が上がってきている人気ワイン。ケース買いするファンも多く、ナパバレーで有名ワインのひとつ。

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4. ワイ・バイ・ヨシキ「ワイ・バイ・ヨシキ・オークヴィル・カベルネ・ソーヴィニヨン」

ワイ・バイ・ヨシキ オークヴィル カベルネソーヴィニヨン
¥45,888(税込)~/赤/フルボディ/アメリカ

X JAPANのYOSHIKI がナパバレーの造り手と共に造り上げているワインです。ワイ・バイ・ヨシキ・オークヴィル・カベルネ・ソーヴィニヨンは、ナパバレーのなかでも、高級で有名なワイナリー(オーパス・ワン、スクリーミング・イーグル、ハーラン・エステートなど)がワイン造りをしている場所。生産地であるオークヴィルの特徴でもある、濃厚さ・果実味・深みのバランスがよく感じられるワインです。

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5. スクリーミング・イーグル「スクリーミング・イーグル・カベルネ・ソーヴィニヨン」

スクリーミング・イーグル カベルネ・ソーヴィニヨン
¥440,000(税込)~/赤/フルボディ/アメリカ

スクリーミング・イーグルは、カルトワインの頂点に君臨するともいわれる希少で高級なワインです。世界的評価も高く、パーカーポイントやワイン専門誌でも毎年高得点の連発。ワイン好きのなかでも、一生に一度は飲みたいといわれるほどの憧れの赤ワインとなっています。

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評価の高いナパバレーのワインは、飲まないとよさがわからない!

「パリスの審判」の一件でもわかるように、ナパバレーのワインを飲んだことないのはもったいないです。フランスやイタリアの歴史が長いワインもおいしいですが、濃厚さと華やかさを持ち合わせたナパバレーのワインは絶品。値段が高いものが多い印象を持つかもしれませんが、3,000円前後でも楽しめるものもたくさんあるので、ぜひ試してみてください。

※商品価格は、2020年10月26日時点での情報です。

私が執筆しました!

YURI
ソムリエ・チーズプロフェッショナル / YURI
資格:J.S.A.ソムリエ、C.P.A.認定チーズプロフェッショナル、食生活アドバイザー3級。『もっと楽しく、もっと気軽に、もっとおいしく!』をモットーに誰でもワインとチーズを気軽に楽しめるようアドバイスを発信中!ワインの輸入会社、レストラン、料理教室運営などを経験したのち、現在はフリーランスのソムリエ・チーズプロフェッショナルとして活動中。主にワイン・チーズ教室やブログ、ライターにてワインやチーズ・マリアージュなどの楽しみ方を伝えています。
【ブログ】ソムリエールYURIのちょこっとMEMO
【twitter】https://twitter.com/YURI06927640
【instagram】https://www.instagram.com/yuri.winetocheese

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