2021年03月15日

きれいな色にうっとり♪ 青色ワインGik(ジック)と世界各地の青いお酒

2016年に発表された青いワイン「Gik(ジック)」!ワインの色は赤か白という世界共通の認識を覆し、大変話題になりました。この記事では、うっとりするほど美しい青いワイン「Gik」の誕生秘話から青色の秘密まで、詳しくご説明します。Gik以外の青いお酒のご紹介もあるので、併せてチェックしてくださいね。

常識を覆す青いワイン

Gikのボトル
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吸い込まれそうな美しさを持つ青色のワイン「Gik」は、2015年にスペインで誕生しました。発表された途端、世界中のテレビや雑誌、WEB、SNSなどで話題沸騰。斬新な色だけでなく青色ワイン誕生のきっかけも、ワイン造りの常識を覆すものとして大きく取り上げられました。日本で購入できるようになったのは約2年後。2017年の5月になってからです。

作ったのは醸造家ではなく未経験のクリエイター

スペインに赤ピンを刺している地図
iStock.com/Tuangtong

クリエイター集団Gik

青いワインを造ったのは、スペインの醸造家ではなく20代のクリエイター集団「Gik」の6人。メンバーの職業はグラフィックデザイナーやエンジニアなどで、ワイン造りに関係している人が誰もいないというのは驚きです。青いワインは、スペイン・バスク大学の研究者や企業の協力を受け、約2年の歳月をかけて完成しました。

誕生のきっかけ

Gik誕生のきっかけは、既存のものにはない革新的な事業展開を行う「ブルーオーシャン戦略」に基づくもの。ワインには伝統はあるが革新的な変化がない、ということに注目し、新たなワインとなる青いワイン造りが始まりました。

原料のブドウは4種類。赤ワイン用のグルナッシュとシラー、白ワイン用のアルバリーニョ、マカベオが使われています。品種は赤・白混合、さらにスペイン国内だけでなくフランス産のブドウを使用するなど、国や地域を定めていないことも革新的です。

目がさめるような青色の秘密は?

インディゴの葉のアップ
iStock.com/y-studio

世界を驚愕させた青色は、ブドウの皮に含まれるアントシアニンと、植物の藍に由来するインディゴで色付けされています。ベースとなるアントシアニンも、加えられるインディゴも天然素材。EUの食品基準を満たしているので、口にしても問題ありません。

Gikは色と同じく造り方も独特です。白ワインに赤ワインを加え、ブドウ果汁やグレープフルーツを少量添加。さらにカロリーゼロの甘味料も使用されています。

しかし古くからワイン造りが行われていたスペインでは、斬新な製造方法で造られた青いワインに反発する人も少なくありませんでした。裁判が起こり、青いワインは法律で定めるワインの定義には当てはまらないと認定。そのためヨーロッパでは「ワイン99%・ブドウジュース1%」と表記されています。

青いワインはどんな味?

よく例えられるのは、すっきりした甘口白ワイン。酸味・渋味をほぼ感じられないため、シンプルに甘さが引き立っていますが、口当たりはさっぱりしています。アルコール度は11.5%と、一般的なワインのアルコール度12%に比べて少々低めです。軽いため食前酒や食後酒にぴったり。お酒が苦手な方も飲みやすいワインです。

どこで飲める?

Gikを味わいたいときは、提供している飲食店に足を運ぶ、またはリカーショップや通信販売で購入という、2つの方法があります。ただ、飲食店での取り扱いはさほど多くありません。リカーショップや通信販売で購入する場合も入荷が少ないため、いつでも手に入る、というわけにはいかないようです。どうしても飲みたい!という方はこまめにチェックしてみましょう。

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Gik以外にも青いワインが!

1. ラ・ヴァーグ・ブルー スパークリング

ラ・ヴァーグ・ブルー スパークリングのボトル
¥1,490(税込)~/フランス

フランス・ブルゴーニュで造られている甘口スパークリングワインです。アプリコットやクリームのようなニュアンスを持つワインは、ソーヴィニョン・ブラン100%。果実味しっかりで、甘味と酸味のバランスが抜群です。

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2. グラン・コレ・デル・ゲルソ スプマンテ I.G.T イナヅマ・ブルー

グラン・コレ・デル・ゲルソ スプマンテ I.G.Tのボトル
¥1,375(税込)~/イタリア

ペパーミントのニュアンスを感じられるスパークリングワインです。イタリア原産とされる白ブドウ、トレビアーノを100%使用。大きな耐圧タンクで二次発酵を行うシャルマ方式で造られた辛口ワインは、5.8気圧の強炭酸です。

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3. パメラ アズール

パメラ アズールのボトル
¥2,299(税込)~/スペイン

着色料で色付けした辛口白ワインです。原料はスペインを代表するブドウ、ヴェルデホ。ブドウ本来の特徴である、甘くさわやかな柑橘やトロピカルフルーツの香り、コクと酸味をしっかり楽しめます。

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【番外編】世界の青いお酒3選

1. 清藍(せいらん)

清藍のボトル
¥1,650(税込)~/日本

青というより青紫。和の雰囲気を感じられる日本酒です。滋賀県・長浜市の佐藤酒造で仕込んだ本格吟醸酒を、バタフライピー(蝶豆)で色付け。レモンやオレンジなどの柑橘類を加えると薄紫色に変化します。

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2. エンプレス 1908

エンプレス 1908のボトル
¥3,620(税込)~/カナダ

カナダ産の青いジンです。着色にはバタフライピーを含む8種の天然素材を使用。フレッシュでさわやかな味わいのなかに、スパイシーさも感じられます。トニックや柑橘類を加えると青から紫、さらに薄いピンク色に変化しますよ。

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3. 流氷ドラフト

グラスに注いだ流氷ドラフトとビン
¥2,750(税込)~/日本

網走の地ビール、流水ドラフトです。コンセプトは「オホーツクブルー」。仕込水にオホーツク海の流氷を使用したビールは、苦味が少なくさっぱりした味わいです。天然色素であるクチナシで着色されています。

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新しい時代の息吹を感じる青いワイン

うっとりするほどきれいな青色のワイン、Gik。6人の若者が造ったワインは、斬新すぎるゆえヨーロッパではワインと認められていませんが、歴史あるワインの世界に一石を投じたことは間違いありません。Gikだけでなく、青色のお酒は何種か販売されています。気になるものがあったら、ぜひチャレンジしてください。

※商品価格は、2021年3月6日時点での情報です。

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