2022年04月03日

【ソムリエが解説】赤ワイングラスの選び方。初心者におすすめのグラス5選も

赤ワインを飲むときに、グラスを気にしたことありますか?ワイングラスを変えるだけで、香りの感じ方や口に入れたときの味わいも変化するんですよ。この記事では、白ワインとグラスを分ける理由、赤ワイン用のグラスの選び方、初心者におすすめなワイングラスなどをソムリエが詳しくご紹介していきます。

グラス選びでワインのおいしさが変わる!

赤ワインがグラスに注がれる
iStock.com/CarlosAndreSantos

現在、ワイングラスは100円均一でも売っている時代。しかし一脚数万円するグラスもありますよね。ワイングラスの値段の幅が広くなっていることで、選び方がわからないという意見をよく聞きます。ただ飲むだけなら100円のものでもいいかもしれませんが、ワインの香りや味わいを楽しむならグラス選びは重要です。せっかくなら、風味を存分に楽しむことのできるグラスでワインを飲みたいですよね。ここからは、おいしくワインを飲めるグラスを選べるポイントを詳しくご紹介していきます。

なぜ白ワインとグラスは分けるべき?

赤ワインと白ワインのグラスが並ぶ
iStock.com/Victority

グラスによっては「白ワイン用」や「赤ワイン用」などと分けられている商品が多くあります。しかし、グラス初心者さんに何種類ものワイングラスをおすすめしても、使い分けがむずかしいはずです。最初のうちは、白ワインと赤ワインのグラスを兼用してもいいでしょう。最近では、有名なグラスメーカーから赤白兼用のワイングラスとしての商品も売っているので、そのようなものを探してみてくださいね。

ただしよりおいしく飲みたいならば、兼用せず分けることをおすすめします。赤ワインは渋味や複雑さ、白ワインは酸味やフルーティーさなどがそれぞれ違う特徴がありますね。ワインのおいしさをより楽しむためには、グラスを分けてこだわるのも楽しいですよ。

赤ワイン用のグラス選びのポイント

樽の上にワイングラスが並ぶ
iStock.com/Rostislav_Sedlacek

1. ブドウ品種で選ぶ

赤ワインには、ブドウ品種によって風味が大きく変わります。例えば「酸味が強めのもの」「渋味が強めのもの」「スパイシーなもの」など、個性もそれぞれ違うのが赤ワインのおもしろいところ。上記のようにブドウ品種の特徴によって、グラスの形状が異なることでよりおいしく飲めるのです。よく飲むワインの味わいやブドウ品種がある場合は、そこをポイントとして押さえて購入してみましょう。

2. ボールの大きさで選ぶ

赤ワインは、風味の豊かさや複雑さが特徴的。香りを楽しむためには、グラスを回し空気に触れさせることが大切です。そのためには、ボール(ワインを注ぐ場所)が小さいと、ワインが上手に空気に触れず香りが出ません。また回すことで渋味がまろやかになったり、酸味がおだやかになったりすることもあります。赤ワインをじっくり楽しむには、ボールがやや大きめのものを選ぶといいですよ。

3. 飲み口の薄さとすぼまり具合で選ぶ

ワイングラスは、飲み口が薄いほど引っかかりがなく、スッと口に入りおいしく飲めます。飲み口が分厚いと、雑味を感じやすくなってしまうこともあるのです。なるべく薄めのものを探してみましょう。

また、飲み口がすぼまっている方が、おすすめです。飲み口の部分が外へ広がっているグラスを使うと、グラスを回し香りを引き出しても、ボールの中にとどまらず、外に出ていってしまうことがあります。したがって、ボールの膨らみ部分よりも、飲み口がすぼまっているグラスを選ぶことで、ワインの香りを存分に楽しむことができますよ。

ワイン初心者におすすめのグラス5選

1. RIEDEL リーデル ワイングラス ペアセット ワイン ジンファンデル(赤)/リースリング(白) 380m

RIEDEL リーデル ワイングラス ペアセット ワイン ジンファンデル(赤)/リースリング(白) 380m

¥5,500(税込)

こちらのグラスは、265年以上の歴史を持つ老舗グラスメーカー「リーデル」の赤ワイン・白ワイン兼用グラスです。「リースリング」「コート・ド・プロヴァンス」「サンジョヴェーゼ」「ジンファンデル「ロゼ」など、複数の赤白ブドウ品種に対応できる万能なワイングラス。まだ本格的なワイングラスを持っていない方は、最初の一脚としておすすめです。飲み口も薄く、スッと口に入ってくるので、飲み心地も抜群ですよ。

Amazonで見る

2. 木村硝子店 ピッコロ 10ozワイン

木村硝子店 ピッコロ 10ozワイン

¥1,210(税込)

重心が低めで倒れにくく、ぷっくりとかわいらしい形が特徴的なグラスです。飲み口がキュッとすぼまっているので、しっかり香りを楽しむことができます。ボールは大きいですが、小ぶりなので持ちやすい形状です。ワインだけではなく、ビールやサングリアなどを入れてもおしゃれに飲めますよ。

Amazonで見る

3. ショット・ツヴィーゼル ヴィーニャ レッドワイン

ショット・ツヴィーゼル ヴィーニャ レッドワイン

¥12,571(税込)

ドイツの老舗ワイングラスメーカーである、「ツヴィーゼル」が手がけるマキシメイドタイプの赤ワイングラス。形状もスタンダードなので、どんな赤ワインにも合わせやすく、テーブルコーディネートもしやすいです。また食洗機でも洗えるので、手入れが楽なのもうれしいポイントです。

Amazonで見る

4.  iittala (イッタラ) ワイングラス Essence ホワイトワイン ペア

iittala (イッタラ) ワイングラス Essence ホワイトワイン ペア

¥4,320(税込)

おしゃれなものを探している方に、とくにおすすめなのが「イッタラ」のグラス。こちらは、白ワインタイプですが、赤ワインも同様の台形のような形状のものがあります。スタイリッシュで、かつ香りや味わいをしっかり楽しめるグラスをお探しの方はぜひ試してみてください。

Amazonで見る

5. RIEDEL リーデル グラス ペアセット リーデル・オー オー・フォー・ユー 375ml

RIEDEL リーデル グラス ペアセット リーデル・オー オー・フォー・ユー 375ml

¥3237(税込)

割ってしまうのが不安な方は、「リーデル」が手がける脚がないオーグラスがおすすめ。コンパクトで保管場所も取らず、気軽に出し入れできるグラスです。飲み口の薄さやボールの膨らみなどは、脚がないだけで通常のものとほとんど同じですよ。価格帯も安めなので、オーグラスで「グラスの違いでワインがよりおいしくなる」を実践してみてから、脚付きのものを購入するのもいいですよ。

Amazonで見る

赤ワインは、グラスで何倍もおいしく楽しめる

赤ワインは、渋味、酸味、複雑さ、香りの豊かさなど、楽しめるところがたくさんあるお酒です。その特徴を存分に引き出すためには、ワイングラスが重要なポイント。上記でご紹介した「ブドウ品種」「ボールの大きさ」「飲み口の薄さやすぼまり具合」を押さえれば、価格は安くてもおいしく飲めるグラスはたくさんあります。自分に合ったグラスを見つけて、赤ワインをよりおいしく飲んでみましょう。

私が執筆しました!

YURI
ソムリエ・チーズプロフェッショナル / YURI
資格:J.S.A.ソムリエ、C.P.A.認定チーズプロフェッショナル、食生活アドバイザー3級。『もっと楽しく、もっと気軽に、もっとおいしく!』をモットーに誰でもワインとチーズを気軽に楽しめるようアドバイスを発信中!ワインの輸入会社、レストラン、料理教室運営などを経験したのち、現在はフリーランスのソムリエ・チーズプロフェッショナルとして活動中。主にワイン・チーズ教室やブログ、ライターにてワインやチーズ・マリアージュなどの楽しみ方を伝えています。
【ブログ】ソムリエールYURIのちょこっとMEMO
【twitter】https://twitter.com/YURI06927640
【instagram】https://www.instagram.com/yuri.winetocheese

この記事をSNSでシェアする