2022年08月10日

アウトドアにピッタリ!おすすめのワイン

皆様、こんにちは。インポーターの大野みさきです。暑さも本番ですね。お盆休みを目前に、夏のレジャーを予定されている方も多いのではないかと想像します。さて、今日は今の時期のアウトドアにぴったりのワイン2本をご紹介したいと思います。

アウトドアに合うワイン

そもそも屋内と屋外では同じワインでも受ける印象は異なります。温度、光、音、風、景色などの様々な外的要因に取り囲まれているのがアウトサイド。そのため、外ではワインの味わいの印象に残りにくいのです。そこで、ワイン自体に鮮烈なインパクトを兼ね備え、かつわかりやすいもの。そんなワインあるの?はい、ございます。お話を伺ったのは、ニュージーランド専門のインポーター、サザンクロス(=南十字星の意味)の檀原正広さんです。

檀原さん曰く、「ニュージーランドでは屋外でワインを飲むことが多いです。レストランではテラス席も上手に作っていて、とても人気を呼んでいます。ニュージーランドワインは香りと味わいが鮮烈なので、屋外でも印象に残りやすいです。食事と合わせて真価を発揮するソーヴィニョンブランではなく、気軽にラフに飲んでもその個性が取りやすいかなと。そのため、海でBBQする時や屋外におすすめですよ!」

なるほど!アウトサイドに負けない個性があるのですね。「冷涼な地域を反映した、ソーヴィニョンブランとピノノワール。ニュージーランドワインが世界的に認知されたのは、この2品種でした。ソーヴィニョンブランには他の産地にはない、特有の香りと味わいの個性が見られます。仏ロワールと異なり、香りはボリューミーでインパクトがあります。酸は美しく、果実味は豊かです。味わいはくっきりとわかりやすいのが特徴です」 と檀原さん。好き嫌いが顕著に分かれ、パクチーのように大盛を頼んでハマる人もいれば、逆にそうではない人もいるそうです。それほどワインの個性がはっきりしているというのです。

ニュージーランド全土でワインは造られていますが、なかでもマールボロの生産量は全体の7割以上を占めています。世界的に需要のある品種を、最も巧みに造る産地として、なんと輸出においては8割がマールボロです。そんな一大産地のワイン2選を頂きました。

おすすめのワイン2選

それでは夏ですので、まずは泡から参りましょう。

1.【インヴィーヴォ マールボロ スパークリング ソーヴィニョンブランNV】


INVIVO スパークリング ソーヴィニヨンブランNV
2,750円
https://www.scwines.com/items/7870387

初心者にも好評だという、ソーヴィニョンブラン100%で造られる、王道のスパークリングワイン。「ガス注入のワインと聞くと安物じゃないの?と言われることもありますが、全くそんなことはないですよ。瓶内二次発酵でもなく、ステンレスタンクによるシャルマ方式でもありません。この醸造方法がソーヴィニョンブランには最も適していると行き着いたのです」と檀原さん。透明感と凝縮された香りと味わいの個性が表現されているとのことです。また、ぶどうのクオリティ、発酵の管理、ブレンドによってワインには多様性がもたらされます。それぞれの畑で収穫したぶどうでワインを造り、最終的にブレンドして仕上げます。このブレンドこそがニュージーランドらしさのひとつで、酸味、テクスチャー、ハーブ香などの各々の良いところが掛け合わさります。各生産者のブレンド技術が、ワインの個性として反映されるのです。実際にスパークリングワインを飲んでみると、「丸ごとグレープフルーツだ!」と思えるぐらい、果実味が顕著に表れていました。ハーブ香も大きく広がり、はっきり&くっきりの味わいです。アルコール度数は低いと思いきや、13%あるではありませんか。これは飲み過ぎるやつです。澄んだグレープフルーツチューハイのような、良い意味でフレンドリー&カジュアル。真夏は屋外のBBQでキンキンに冷やして、クラッシュアイスを入れてもOK!たっぷりの柑橘を絞った白身魚のカルパッチョ、海老や蛸の炭火焼きなども合いそうです。

お次は、7種類のぶどうが混植されているシークレット畑から、ユニークなワインの登場です。

2.【ヴァンダル ゴンゾー ミリーシャ2021】


VANDALゴンゾー ミリーシャ 2021
4,070円
https://www.scwines.com/items/10810177

シャルドネ、ピノグリ、ヴィオニエ、ピノノワール、シラー、リースリング、テンプラニーリョなどの白ぶどう&黒ぶどうがミックスされています。24時間ほど醸しているので、果たしてこれがロゼなのか、白なのか、オレンジなのか、はたまた赤ワインなのか誰にもわかりません。その上、生産者は仮面を被った謎の3人組です。そんなミステリアスなところにも興味をそそられました。遊び心が全開で色々と試したい自由な発想の持ち主だそう。フレンチ古樽で発酵、プレス後は6ヶ月シュルリー、マロラクティック発酵、ノンフィル、ノンコラの造りです。飲んでみたところ、ワインを飲み慣れている人の意表をつくワインでした。開けたてはライチ、パイナップル、マンゴー、メロン、白桃、洋梨などのフルーツバスケット。樽を使っていることを感じさせない豊かなエキス分。果実そのものの良さに由来します。何の引っ掛かりもなく、スーッと身体に染み込みます。今の時期は少し冷やし気味でスタートして徐々に温度を上げるのが良さそうです。焼き茄子や夏野菜の煮浸しなど、ヒンヤリと出汁感のあるメニューを想像しました。

ニュージーランドワイン

ニュージーランドは南北に細長い地形なので、実は品種にもバラエティがあります。地球温暖化の影響を最もポジティブに受けていて、最近では温かい気候を好むシラーの栽培面積が増えています。海外で経験を積んだ若い生産者は、ソーヴィニョンブランやピノノワールだけではない、新しい品種で新しいワイン造りを目指します。アンフォラやコンクリートエッグタンクの使用、混植混醸やピノグリを用いたオレンジワインも人気を呼んでいるそう。

「日本人の造り手がニュージーランドで活躍しているので、どうも日本人が多い印象ですが、実は世界中からワイン造りを夢見る人が集まっています。外国人の受け入れ態勢、起業しやすい環境が整っていたり、可能性のあるぶどう畑を開墾する余地があったり、今後ニュージーランドは期待が持てます。また、サザンクロスはニュージーランドに特化してきたので、今後も優良生産者の良いところを見つけ、彼らの想いをエンドユーザーにお伝えしたいです。安価なワインも良いですが、高価格レンジのワインにも、ワインの価値、生産者の価値に理解が得られるよう、力を入れていきたいと思います。」と檀原さんは抱負を語ってくれました。

最後に

現在、南半球は真冬です。北半球の収穫を待たず、78月には2022年の新酒が出回ります。同社でも8月の入港分から2022ヴィンテージがお目見えするそうです。一足先に今年のワインを飲み干しましょう。 今回はアウトドアにぴったりのニュージーランドワイン2本をご紹介しました。この夏、テラスやBBQで、ニュージーランドワインを楽しんでみるのはいかがでしょうか。それでは皆様、ごきげんよう。

SOUTHERN CROSS
https://www.scwines.com/
ニュージーランド専門のインポーター。代表の檀原さんは学生の頃から起業を考えており、大学卒業後はオーストラリアにワーキングホリデー。その旅費を工面するために働いたオーストラリアワインバーがきっかけでワインに目覚める。オーストラリア在住中もワイナリー巡りなどを積極的に行う。帰国後はワインバー、小売店、インポーターを経て、予てから念願の起業に、ニュージーランドワインのインポーターとして踏み切る。この続きはウェブサイトからどうぞ


365wine 大野みさき

ANA国際線CA7年の在職中にワインに魅せられ、その後は渡仏しワインの勉強をする。2014年に帰国し、翌月にワイン輸入会社365wine株式会社を設立。365(毎日)ワインを楽しんでもらいたいという想いからの社名。スロヴェニアワイン専門のインポーター。現在はママさんスタッフを含め3名で、買い付けから輸入販売、全国の業務店営業やイベントで、スロヴェニアの魅力を各地に広める活動をする。「貴方と大切な方の毎日を笑顔にします!」をモットーに、一緒に働いてくれる仲間を募集中!
【ワインショップ】http://www.365wine.co.jp/
【instagram】https://www.instagram.com/365wine/

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